SHINGO KURONO

1985年生まれ。2006年フランスへ渡りデザインを学ぶ。帰国後国内のデザイン事務所で経験を積み、2015年独立、デザインプロジェクト humar.(ユーモア) に参加。プロダクト、グラフィック、WEBデザインなどジャンルレスにデザイン活動をしている。作る側とそれを使う側の新しいコミュニケーションを模索するTHE HOTEL LINKSや、お茶ブランドTheThéを運営。 http://www.shingokurono.com http://humar.co http://www.thehotellinks.co http://the2.co

季節はずれの雪は

昨日のJWAVEで今夜は「日が変わるころには雪になりますのでご注意ください。」というアナウンスが何度も流れていた。

「季節はずれの雪…」というのも何度も聞いた。

今朝目がさめると季節はずれの雪が降っていた。 ほんの少しだけ積もっていて、窓から入ってくる光がいつもより白かった。

アイフォーンがブブッとなった。アイフォーンも、いつもより冷たかった。

「マイケル、雪は大丈夫ですか?」

親父からのメールだった。
マイケルて。 笑

雪が降ってワクワクしなくなったら大人だ、みたいな話をきいたことがある。

確かに雪だるま作ろうぜぇ!とかそういうのは無くなった…いや去年はかまくらを作った気がする…

大人になると雪より前に、出勤が、とか電車が遅れる、とか仕事が、とか、予定通り進まないことへのストレスが先にたってしまうのだろうか。

なごり雪は降る時を知っていた。
季節はずれの雪はどうだろう。

Shingo Kurono