SHINGO KURONO

1985年生まれ。2006年フランスへ渡りデザインを学ぶ。帰国後国内のデザイン事務所で経験を積み、2015年独立、デザインプロジェクト humar.(ユーモア) に参加。プロダクト、グラフィック、WEBデザインなどジャンルレスにデザイン活動をしている。作る側とそれを使う側の新しいコミュニケーションを模索するTHE HOTEL LINKSや、お茶ブランドTheThéを運営。 http://www.shingokurono.com http://humar.co http://www.thehotellinks.co http://the2.co

また、どこかで。

緑道の桜が綺麗だった。
街灯に照らされて、真っ黒い空に白い花びらたちが浮かんでいた。

缶ビールを買い、桜を眺めていると隣で大いに盛り上がっている団体さんとふとしたきっかけで話をするようになり、大いに盛り上がった。

熊本から来た彼と、新潟から今日の夕方東京に着いた彼女、新宿の居酒屋で働きながら舞台女優をしているという方たち。

「また、どこかで。」

また、どこかで会えるのだろうか。
またどこかで会えるかもしれないし、会えないかもしれない。

出会うということはそういうことなんだなぁ。

Shingo KURONO