柳父 豊/Yutaka Yanabu

家具・インテリア『Rigna(リグナ)』代表取締役社長(東証一部 綿半グループ) 1989年大阪府生まれ。2013年立命館大学の建築学科卒業後に東証一部の大手照明メーカーに入社。その後不動産ベンチャーに転職で上京。4年の勤務のうち後半2年は副業起業。当時26歳の時に“紳士の社交場”をコンセプトとした移動式ミュージックバーを共同代表として起業する。2018年経営者としての成長を求めてベンチャーへ転職(事業の共同代表も退任)。社長室室長として経営に携わる。2019年8月にリグナ株式会社へ社長室室長としてジョイン。2020年2月に取締役社長に就任。10月に東証一部の綿半ホールディングスへM&Aでグループ入り。代表取締役社長に就任。

いつもありがとう、母さん。

母の日。
いつもありがとう、母さん。
何回ありがとうと伝えても、振り返ると伝えきれない。
表には出さないけどいつも僕を心配しているのは知っています。

>>>
僕が子どもの頃アトピーが酷くて、コンプレックスで凄く悩んでいる時も、「誰もそんな気にしないよ」と言いつつ必死に治療を調べては試していた。
一度だけ「ごめんね」と酔ってる母に言われた時に、絶対に僕は治さないといけないと思った。
責任を感じさせていることが激しく辛かった。

就職の時も大企業を蹴ってニッチな上場企業に行くと決めた時も、東京のベンチャー企業に転職する時も、そして自分で事業を立ち上げた時も(事後報告だったけど)僕の前では何も言わず「あっそうなのね」ぐらいのリアクションでも、親戚中に心配して相談しているのを僕は知っている。

口には出さないけど早く結婚をして孫を見たいと漏らしているのももちろん耳に入っている。
仕事も家庭も安心させてあげるにはほど遠い現状でごめんね。
だけど僕は本当に楽しく生きてるよ。

>>>
僕の「豊」という名前は、
金銭的に豊かになって困らないように、
人に囲まれて人徳豊かに生きて行けるように、
そして何より心が豊かな人間になれるようにという意味があります。

きっと母のおかげで一番重要な感受性豊かな人間にはなれたと思います。
そして人にも本当に恵まれた人生を歩んでいます。
あとは努力して金銭も困らないようにするだけです。

ただ、教えてくれた心の豊かさの大切さは人生を通して僕の判断基準になっています。
大切なことをしっかり教えてくれてありがとう母さん。

また大阪に帰りますね。

イギリスに住んでいた頃の両親との写真。家族写真がほとんどないので貴重な1枚

=======================
◉柳父豊(ヤナブユタカ)
Tokyo Modern Gentleman.
「紳士の社交場」をコンセプトとした移動式バー「ZIP CODE Tokyo」共同代表。自身も現代の紳士を探求中。“これで良いではなく、これが良い“という審美眼を日々磨いている。座右の銘は「情熱と欲望と美学」で、ファッション・音楽・インテリアをこよなく愛する。平成元年生まれ。
https://www.instagram.com/yutaka_eye/

◉ZIP CODE Tokyo
「紳士の社交場」をコンセプトとした移動式BAR
Facebook:https://www.facebook.com/zipcode.tokyo/
Instagram:https://www.instagram.com/zipcode.tokyo/?hl=ja
=======================