荒井 さやか

北海道札幌市のフリーウエディングプランナー。 結婚という人生の節目に行われる大切な通過儀礼「婚礼」をきっかけに、改めてふたりらしさを引き出しながら今後の人生に役立つ糧を提供することが 私のミッション。 HP: http://www.ccsw.jp/ Instagram:https://www.instagram.com/cocostylewedding/

「どう生きていきたいか」の手段が仕事なんじゃないかと思う

こんにちは。
フリーウエディングプランナーの荒井さやかです。

毎日暑い日が続いていますね。
といっても、北海道は気温が25度を超えることはなくものすごく暑い!という感じではないです。全国各地で熱中症の被害が多いみたいでとても心配なのですが、みなさんお元気でしょうか?ちょっぴり暑い夏も恋しい道産子は夕方になると半袖は肌寒くて長袖を羽織っています…

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この荒井さやかが綴るBrewの記事の目的は
読者の方がこれまで意識していなかったけれど心の奥で悩んでいた「悩み」が偶然解決したり、自分の状況と重ね合わせて何か考えが深まったり、そんな心の奥の中にある大切な何かに触れることができるようなコンテンツを提供することを目的としています。

私が実際に得た実体験や考えを元にお話しさせていただきますが、なにかみなさんにとって
気づきにつながる時間を提供できたら幸いです。

それでは今回もよろしくお願いいたします。

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最近、何の仕事をしたいかじゃなくて「どう生きていきたいか」の手段が仕事なんじゃないかと思うようになってきた

突然ですが、みなさんは今の職業をどんな理由で選ばれましたか?たまたま今日一緒にミーティングしていた人とそんな話をしていたんですよね。

私の仕事はウエディングプランナーなのですが、最近このウエディングプランナーになりたい人が年々減っているらしく(いやどの業界でも人材不足は深刻だけど)「給料安そう」「きつそう」「帰れなさそう」という代表的な職業なんだとか。うーん、なんだかなぁ…思う今日この頃。

ウエディングプランナーは幸せな瞬間をお手伝いする仕事な分、周りからも華やかで素敵な仕事と思われることも多いのですが、若い人からは「きつそうに」「帰れなさそうに」「給料安そうに」見えるのかー!と思うと、うーん、なんか悲しいなー!と思ってしまいます。
というのも私は、生きていきたい人生像にこんなにもマッチする職業にもう出会えないぐらい、この仕事がしっくりきている一人だからかも。もうこの仕事以外にしっくりくる職業が考えられません。どう生きていきたいのか?の手段としてピッタリだからです。

 

ウェディングプランナーは好奇心旺盛な自分にはぴったり

先週も今週もなんだか大忙しでした。今日もこのあともやることがいっぱい。(現在コレを執筆している時間は夕方16時半。保育園のお迎えまであと1時間!汗)というのも覚えることも調べることも考えることも多すぎるんですよ、この仕事は。
それを辛いととるか、楽しいととるかは、自分がどうなりたいか次第だと思うのですが、少なくとも私は楽しんでいます。

我が家のおませちゃん(1歳7カ月)仕事と育児のメリハリも大事。

 

カップル1組1組に合わせて結婚式をプロデュースする、このオーダーメイド製法のこのお仕事は、とにかくインプットが追い付かない!という感じ。調べることがありすぎる!新郎新婦さんの職業について聞けば「え!その職業初めてきいた、調べてみよう」ともなりますし「○○(新郎新婦のやりたいこと)を実現するためにはどんな方法があるんだろう」と0から出来る人を探したりもする必要がある。

要は、アウトプットするイメージと期日が決まっていて、それに間に合わせるために必死に毎日インプットしているって感じですかね。
よく何を勉強したらいいですか?という声を学生さんから相談されますが、私は圧倒的にアウトプットすることを先に決めて、それに向けて効果的効率的にインプットしたほうがいいと思う派です。
つまり何を勉強したらいいですかの前に、やることを見つけたら自然とそれがインプットの動機になるんじゃないと思っていて。もう毎日調べまくりな日々をすごしていると、インプットの質は絶対的に変わるんですよね。


こんなことをいままで社会人になってから12年やっていたから、相当精神力と、情報検索能力と、人を信頼して任せきるという技術を得ましたね。
これはこのウエディングプランナーという仕事をしなければできなかったことです。ああ、ありがたい。ありがたい。好奇心旺盛な自分にはぴったりでした、という話です。

 

人を導くことがしたいとずっと学生の頃から思っていた

私はもともと学校の先生を目指していて大学に通っていました。幼稚園から高校までの7種類の教員免許を持っています。大学時代に猛烈に勉強したこととしては、「教員として子どもたちに伝えたいことを、いかにして自分のチカラで答えにたどり着き、自分のチカラで手にいれたと思ってもらえるような時間を提供できるか?」でした。
人は自分のチカラで手にいれたというのがとても大事。絶対自分の血となり肉となるからです。
私は大学の「教員養成課程」に通いながら、コーチングとファシリテーターのスキルを身に付けました。この経験は本当に大きかった。


モチベーションを向上させることも、自分がやりたいと思う気持ちをもっと大きくするのも、すべて自分次第だけど、それをこっそり影ながら支援し、環境を整える仕事がしたかった。
私はそんな人を導く仕事を、このウエディングプランナーを通して実行しています。
初めて不安そうに相談に訪れた新郎新婦が、なんだか結婚式を終えたときに、少し大きく見えるような気がする。一皮むけて、やり遂げた喜びでいっぱいのおふたりの清々しい笑顔、何度見ても幸せになるんです。ほんとうにうれしくて幸せな瞬間をいつも味わせていただいています。

 

今後はこの仕事のスキルを活かしてもっと人の人生をサポートすることがしたい

いま、私は1つ大きなプロジェクトを抱えています。
子育てするパパやママを応援するプロジェクト。私はイベントのコンセプトを考えたり、イベントのディレクター的位置で現場の統括をしています。ウエディングプランナーで得たスキルがまさに生かされています。なんでまたそんな新しい分野に手を付けた?と思われるかもしれませんが、私の中では一貫した想いがあります。自分の人生を豊かにするための体力を身に付けられるように、人生のあらゆる場面でサポートしたいという想いです。

昨年の10月に開催された渋谷でママ大学。映画ビリギャルの小林さやかちゃんと企画運営しました。

ママが子育てに「正しい」よりも「楽しい」を見つけられるように。

ウエディングプランナーの経験を活かして楽しい空間づくりも。

お客様350組・スタッフ150名以上の方に集まっていただき実現しました。

 

ママが、パパが、子供たちが。
何か目をキラキラさせて、これやってみたいというがんばりたいという動機が見つかったらうれしい。それの環境を私たちが整えるだけ。

一緒に企画運営しているビリギャルの小林さやかちゃんとはいつもそんな話をしています。人の人生を豊かにするお手伝いができたらいいね、って。

 

ちょっととりとめのない話になりましたが、どう生きていきたいかということを考えた結果、私は「好奇心を満たして」「人を導くことがしたくて」「人生を豊かにするお手伝いがしたい」ということが挙がりました。その手段がどうやら、ウエディングプランナーだったようです。34歳になったいま、またもっと違うやりたいことは出てきてしまているので、まぁ時間が足りませんね。でも楽しいですよ。仲間と一緒に楽しい人生を仕事を通してこれからも実現していきたいなぁと思います。

 

みなさんは、どんな人生を歩みたいですか?そしてそのためにどんな仕事を選んでいますか?よければ教えてください!

▼peing の質問箱作りました。匿名でコメントを送ることができます。質問や相談、ご意見など大歓迎です。ぜひ送ってくださいね!
https://peing.net/ja/cocostylewed?event=5

 

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荒井さやか(http://www.ccsw.jp/)
1984年5月21日生まれ。北海道札幌市のフリーのウエディングプランナー。ふたりらしいオリジナルウエディングをプロデュースするCoco style WEDDINGを運営している。結婚という人生の節目に行われる大切な通過儀礼「婚礼」をきっかけに、改めてふたりらしさを引き出しながら今後の人生に役立つ糧を提供することが 私のミッション。

twitter▶ https://twitter.com/araisayaka

Instagram▶ https://www.instagram.com/cocostylewedding/

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