焙煎を学ぶ。「知らないことを知る」秋のたのしみ

aizuloverのおがわです。

なんといっても毎日、秋です。(なんだそれ笑)

それと同時に、10月も終盤に差し掛かっているということ、

今年ももう2ヶ月あまりだという現実に愕然としている日々です。

「さて、今年を少しふり返ってみようかっ!」ということで、

2018年の年初、noteに書いた個人的な目標を2つ。大好きなコーヒーのことなんですが、

コーヒーの「焙煎」と「場作り」を学ぶ

と、書きました。

 

「焙煎」はコーヒー好きとしてはきちんと知っておきたいのと、「いつか」実際に自分で経験したいと思っていました。

「場作り」については、コミュニティの勉強会などにいきつつ、どう活かせるかを仲間とともに研究中。。。

「いつか」を「今」にするには、「年末が近づく前の、今しかない!」と、

多少、わけのわからん勢いも混じって、「焙煎」に初挑戦してみました!

今回は、そのレポートを。

***

これが、生のコーヒー豆です。

豆種は「エチオピア」で、最近近所にオープンしたコーヒー豆屋さんから譲っていただいたもの。

こういうご縁、大切ですね、まじで。

これを、手網で10分程度、ひたすら火にかけます。。。

(ちなみに手網も、豆屋さんが貸してくださいました。至れり尽くせり。。)

 

火にかけてわりと早い段階で、部屋の中に充満する煙と、香ばしいかおり。

(ちなみに助言に素直に、今回の焙煎は、家の風呂場で実施しました。)

 

様子を見にきて、家中のありとある換気扇を回し始める、妻。

 

手元の時計で、3分程度、「パチっ!パチっ!!」という軽い破裂音。

事前に聞いていたところによると、これは「1ハゼ」というらしい。

豆の表面から茶色い皮がどんどんどんどん落ちてきます。

 

このへんで「掃除がたいへんそうだなあ」と、あとのことを考え出す。。。

 

「キッチンのコンロではやらない方がいいですよ。」

と事前に言われていたこともあって、このためにカセットコンロも購入していました。

(本当にやらなくてよかったー!!)

 

軽めの破裂音が、落ち着くと今度は「2ハゼ」と呼ばれる本格的なやつ。

「バチバチバチバチ!!」という連続した音が響き、

目安の頃合いとなったため、床に敷いた新聞紙に一旦退避。

 

出来上がりはこんな感じ!

見るからに、色々な色が混ざり合っていて、素人目にも選別が必要なことがわかります。

黒く焦げてしまったり、火が通ってなさそうな豆を一つ一つ抜いていく作業。

。。。

 

。。。

 

(コレ、結構たのしいぞ笑)

。。。

 

。。。

 

明らかにダメそうな豆をどんどん取りのぞき、20グラムくらいをピック。

結果、250グラムあったものが、230グラム程度になった計算。

一般的には、7〜8割程度になるという話だったので、プロの豆屋さんではこの工程に最大限の時間をかけるのでしょう。

お客さんに提供する最後の仕上げですからね。

 

***

 

後日、一杯分だけ淹れて飲んでみたところ、

「普段飲むものよりは劣るけれど、飲めないことはない。」というのが、正直な感想。

 

コーヒーの「おいしさ」から、「おもしろさ」という次の「鉱脈」にぶつかった音が聞こえました。

 

僕の場合、まず「焙煎度合い」で、どの程度の色までやるか?という部分が曖昧だったのと、

取り除く際には「どの豆を取り除くか?」の基準を明確にすることが必要だとわかりました。

コツコツ学びつつ、普段はプロの味をたのしみながらも、上達していきたいなと思っています。

 

「できないことは、おもしろい。」

日々、お金を払って、サービスとして人にやってもらっていることって、

少しの時間と手間を惜しまずに自分でやってみると、素敵な発見や気づきがあるかもしれませんね。

 

知らないこと、まだまだ身の回りにたくさんあるなあと感じた、秋の週末。

 

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DAISUKE OGAWA|小川 大介

1985年生まれ。福島県会津若松出身。
趣味は仕事と子育て。何につけてもaizulover。
主なテーマは、日本酒、工芸、本、コーヒーなど、
身の回りの愛に溢れたものを。
好きなお酒は会津娘。会津の広報マンとして故郷凱旋が目標。
『地元』が好きな人と、繋がりたい。
Instagram▶︎https://www.instagram.com/aizulover

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