Inter BEEでこれからの映像技術を体感

私は仕事の情報集めで展示会を見に行くことがあるのですが、今回は11月14-16日に幕張メッセで開催された「InterBEE」についてお話していきたいと思います。

Inter BEEとは?

Inter BEEとは日本随一の、音・映像・通信のプロフェッショナル展。1965年から始まり、歴史・実績のある国際的な展示会です。コンテンツビジネスにかかわる最新のイノベーションが国内外から一堂に会します。

公式ページには以下のようにありました。

デジタル・トランスフォーメーション時代におけるメディア産業の新たなユーザエクスペリエンスを提示する展示会として、「コンテンツ」を中核に位置づけ、コンテンツを「つくる(制作)」「おくる(伝送)」「うける(体験)」の技術要素を網羅した「メディア総合イベント」に変容することを目指し、開催いたします。

Inter BEEは、プロフェッショナルのニーズに応え、国内外のマーケットを視野に入れつつ、業界情報を着実にターゲットへ発信し、出展者と来場者の皆様にとって、効果的で有意義な情報交流やビジネス創出の場をご提供してまいります。

開催概要 | Inter BEE Online  より)

Inter BEE 2018で気になったもの

プロジェクションマッピングを制作するにあたっては、さまざまな機材が必要になります。今回は最新の機材について情報を集めるために会場へ向かいました。

私が気になったのは、Rolandから新しく出たコントローラー。サイネージプレーヤー「BrightSign」の実装予定機能や、富士通から来年発売予定のプロジェクターも目に留まりました。

また今回は、8Kの技術を搭載したモニターやプロジェクターも見ることができました。8Kの解像度は印刷物かのような綺麗さになっていて、解像度の高さから受ける印象の重要性を感じました。

8Kは、映像のきめ細やかさはもちろん、色の鮮やかさや臨場感までも違ってきます。

解像度の問題で今までは難しかった映像表現が、8Kの普及によって実現できるようになってきていると感じます。

時代に合わせてコンテンンツの提供の仕方も変化していく

時代によりライフスタイルが変化し、映像を見るユーザーの志向も変わっていきます。提供するコンテンツの内容はもちろん、提供の仕方も柔軟に変化させていかなければならないと思いました。

日常の中に当たり前にデジタルがある、その中の一つとしてプロジェクションマッピングも残ればいいなと思います。

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名久井 咲
1988年生まれ。東京を中心に活動するフリーランスデザイナー。
主な活動内容はプロジェクションマッピングやレーザーマッピングによる空間演出と、グラフィックデザイン、Web制作、映像制作による広告デザイン。
うさぎやねこのキャラクターのLINEタンプも販売中。

HP : http://nakuisaki.info
LINEスタンプ : https://line.me/s/shop/sticker/author/1662

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