娘と過ごす愛しい毎日に、ありがとう。

2歳になる娘のこと。

娘がかわいくて仕方がない。12月生まれの娘はあっという間に来月で2歳になる。

どんどんお話が上手になってきて、小さな体で一丁前に「自分の意見」をぶつけてくる。

「かほちゃんもっと食べたかった」

「かほちゃんいまあそびたいの」

「かほちゃんこっちがいいの」

これが俗にいう、イヤイヤ期?

 

イヤイヤ期=とんでもなく大変と思っていたけれど、少し落ち着いて娘を見ていると、小さな体で、体いっぱい希望を伝えてくれる姿はとてもかわいく、大変なのだけど癒されている。

(実際は、朝8時に家を出ようと思っていたのに気づけばグダグダになって8時40分になってしまうこともあるし、21時に寝なくてはいけないのにアンパンマンを見たくてグズグズして22時近くまでテレビの前で粘って途方に暮れてしまうこともあるのだが。)

アンパンマンのテレビを強制終了して外に出たらこんな感じで精神崩壊(笑) ファッションも何もない、そんな毎日がいとおしい。

強い「やりたい」があると人は強い

自分の希望をしっかり伝えられるって、とても素敵なことだなぁと小さな体から感じる。

そのやりたいこと一つひとつには、小さいなりの理由があって、ちゃんと自分の内面から湧き出た強い意志によるものだ。「やりたい」「これがしたい」「これがいい」ちゃんと自分の意見を言えてとっても立派。

つい、自分に余裕がないと「自分の意見を言えたね。ママはうれしいよ。教えてくれてありがとう」と言ってあげられないから、自分自身の成長も急務。子育ては自分を成長させることでもあるのだと本当に思う。

これをやりたい、こうしたいという強い意志。それがあると人は強いし、集中力も出るのだなと見ていて本当に痛感する。

この前は、ずっとシルバニアファミリーの前に座って30分近く遊んでいた。小さくてかわいいものが好きみたいで小さな指で上手に、並べて遊んでいた。2歳で30分の集中力はすごいと思う。ずっとシルバニアのうさぎの気持ちを代弁しながら、ぺちゃくちゃお話し、世界観を作り上げていたからとても驚いた。

あるときは、ずっとシールを剥がしては貼っての繰り返しをして机の前から離れなかった。直径5ミリサイズの小さなシールもいつの間にか剥がせるようになっていた。毎日繰り返し繰り返し続けてきた結果だと思う。好きなことを夢中になってやり遂げているその姿はとてもかわいい。

子どもから学ぶことはたくさんある。

まっすぐにピュアに、やりたいを突き進んで、長い時間集中している娘を見ていると、私もそんな風に、生きているだろうかとハッとさせられる。いつの間にか、社会人経験が長くなっていくにつれて、守りに入ってないだろうか?いつのまにか、やりたい気持ちをどこかにおいて我慢していないだろうか?と。

娘を保育園に預けて仕事に向かい、考えながら車を運転していると、なんだか、じわじわエネルギーに満ちた気持ちになっていく。やりたいことをやるために、この道を選んだ。だからもっと、夢中になってやり遂げてみたい。夢中になって、がむしゃらに。

そして親としての私は、娘の「やりたい」の気持ちを察知できる自分でいたい。良い環境を整えられるように努めたいと思う。そしてたまに、これ面白いよ!という小さなきっかけを提供しながら、娘にいろんな世界を見せてあげたいと思う。

仕事と育児の両立は、大変なことも多いけれど、私は娘を産んでよかった。今日もがんばろうと思う気持ちの強さが違う。毎日そう思って、やり遂げた楽しさを感じながら、時として悔しい気持ちと敗北感を感じて、それでも頑張ってはいつくばって生きていく。そんな毎日がとても充実していて幸せだなと、ふとしたときに感じられる毎日に感謝。

…と、今日は、そんなことを思いながら仕事に向かった。この気持ちをこのブログに書き留めておこうと思う。今日も良い一日になりますように。

 

それでは、本日はこの辺で。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
荒井さやか(http://www.ccsw.jp/)
1984年5月21日生まれ。北海道札幌市のフリーのウエディングプランナー。ふたりらしいオリジナルウエディングをプロデュースするCoco style WEDDINGを運営している。結婚という人生の節目に行われる大切な通過儀礼「婚礼」をきっかけに、改めてふたりらしさを引き出しながら今後の人生に役立つ糧を提供することが 私のミッション。

twitter▶ https://twitter.com/araisayaka

Instagram▶ https://www.instagram.com/cocostylewedding/

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

□ ANOTHER STORY

hakko-bunka

SHINGO KURONO

KIKUSUI

YOSUKE KERA