自分らしいバランスを探して

実はこの2か月間、体調不良でずいぶん寝込んでしまって、
お久しぶりの記事となります。

北海道札幌市在住のフリープランナー 荒井さやかです。
また改めてこちらのBREWで、どうぞよろしくお願いいたします。

 

体調不良の原因は第2子の妊娠…!

悪阻真っ最中の中行われたムスメの初めての753。写真は笑顔ですが数分後には吐いていました…

 

実は、今年の8月の頭に妊娠していることがわかりました。

正直、まったく予想をしていなかった妊娠。妊娠発覚=うれしい!とはなるわけもなく、「あ~、もうちょっと思う存分仕事したかったぁ。」「行ってみたいところ、やってみたいことあったんだけどなぁ」「やっとムスメも3歳になって手が離れてきたのに…」「予定が狂ってしまった」と、なかなかこの妊娠を受け入れられなかったんです。はっきりいって「母親失格」といわれても仕方がありません。お腹の子にかわいそうですからね。(予定が狂ったなんてひどすぎる発言です。)

その上、旦那によく当たり散らしていました。あなたは体の変化もなくて、本当にうらやましい!って。ずるい!っていう言い方もしていたかも。今思えばほんとうにひどい奥さんです。でもそれだけ、ほんとうに、この妊娠を受け入れるのには時間がかかってしまったんです。

 

ゆっくり自分の心と対話しようにも、一人目よりも、つわりが重く。寝込む日が続く毎日でただただ、苦痛の時間が過ぎていくばかりでした。(そう、第2子の妊娠とはそういうもの…。第1子がいるから寝てばっかりもいられないのだ)

どうして女性の30代ってこんなに忙しいの?

仕事のリズムも整ってきて、母としての毎日もやっと楽しめるようになったころに、2か月以上も寝込んでしまい私はすっかり気力というものを失っていました。俗にいう「鬱状態」が続いていました。

 

自分らしいバランスを探して

そんな私がやっと安定期に入って、最近悪阻が少し落ち着きつつあり、やっと「これからどうしていきたいか」ということに目を向けられるようになってきたので、今の想いの丈を綴っておこうと思います。未来の自分のためにもね。

一人目を子育てして気づいたことがある
それは、子育ては自分の本心を映し出してくれる鏡だってこと。

一人目の育児で悩んだときに、Googleをよく開いては調べまくっていました。便利なインターネットではあるんですが、どうも「子育ての正解」があちこちに転がっていて、針のように自分の心にチクッっと刺激してくるから厄介です。そして子育て先輩ママさんには申し訳ないのですが、先輩ママさん方も優しいアドバイスはくれるものの、結局のところはそれは自分にとっての正解ではなくて、聞いたのにほしい答えじゃなかったりして、聞いたことで余計疲れていました。(聞いておきながら失礼なものです)

子育てをして、つくづく気づいたこと。それは、自分の内面にある「こうしていきたい」という強い想いが子育てを通して溢れ出しているという事実です。

子育てをしてみないと見えなかった自分の本心にたくさん気づかされた子育て。子育てをしていなかったら、今自分がどこに向かっていたのだろうと、怖くなるぐらい。自分の中の「野心」が沸々と沸き起こる育児って面白い。「ママは、きっとこうしたいんでしょう?」をいつも教えてくれるムスメ。

かわいいあなたがいたから、ママは「自分の理想のバランス」を探すために戦うことができたよ。

最終的に自分で「決めてもいい」育児は、楽しい。

もちろん子育てをしていれば、だれでも本来の自分を我慢したり、これでいいのかなと自信をなくしてしまうことはあると思う。でも、自分だけが選ぶことを許された「ありのままのお母さんを楽しむ」権利、そして小さな「野心」を見逃さないことが、子育てをする上で大切なのだと改めて気づかされる。

うまくいくことも、いかないこともきっとあるけれど。一つ一つの経験を重ねてもがいている時間も、母になったからこそ愛おしく楽しみたい。「こういう育児をしたい」「こうやって働いていきたい」「こうやって自分の夢を叶えたい!」「こういう私として生きていきたい!」と思いながら、日々自分の心と向き合いながら、もがいてみるのも、きっと悪くない。そんな子育てと仕事と私の両立の上に起きる「葛藤の日々」を思い出しては、またそんな、ちょっぴり忙しい毎日がやってくるのも、なんだか楽しそうだなーと、ようやく思えてきました。

 

ちょっぴり育児が少し慣れてきたこのタイミングに、また私に「試練」をくれた神様。きっと予期せぬ妊娠も、今の私に必要だからこそ、命を授けてくれたのでしょう。次なる、理想のステージへ行くために必要なことだから。

さて、今度の子育ては私にどんな「自分の本心」を教えてれるのか、今は、ちょっぴり楽しみになってきたよ。

自分らしいバランスを見つける。

それは自分にしかわからない、とっておきの心地よいバランス。矛盾も葛藤もあるだろうけれど、また、それも抱きしめて、自分らしく走り出していこう。

 

二人目の育児がやっと「楽しみ」と思えている自分に、今、とてもワクワクしています。

がんばります!

 

 

ALLPhoto by  itowaphotograph

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荒井さやか(http://www.ccsw.jp/
1984年5月21日生まれ。北海道札幌市のフリーのウエディングプランナー。ふたりらしいオリジナルウエディングをプロデュースするCoco style WEDDINGを運営している。結婚という人生の節目に行われる大切な通過儀礼「婚礼」をきっかけに、改めてふたりらしさを引き出しながら今後の人生に役立つ糧を提供することが 私のミッション。

twitter▶ https://twitter.com/araisayaka

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