もしも音が見えたら? 街角マチコの”マチコラム” 第4回

可愛い相棒

テルミンの仲間で、“マトリョミン”という楽器があります。

見た目は完全にマトリョーシカなのですが、パカっと開けると、中から出てくるのはひと回り小さいマトリョーシカではなく、電子回路。

 

これがテルミンになっているという、とってもかわいい楽器なんです!

先日、このマトリョミン教室の演奏発表会をしました。

こんな風に、椅子に座って、楽器を手に持って演奏します。

テルミンと同じで、鍵盤やフレットなど、触れるものは何もありません。

自分の動作の再現性と、耳だけが頼りです。修練あるのみ!

何の楽器でもそうだと思いますが、人前で演奏となると、教室のレッスンよりも断然緊張するわけです。

でも、目標に向かって練習するのは、とても張り合いがあり、終わったときの達成感も格別です。

大緊張の本番を終え、ホッとする生徒さんたち。マトリョミンの写真を撮りまくります。笑

マトリョミン全員集合

演奏者のみならず、マトリョミンの集合写真も!マトリョーシカの絵柄もいろいろです。

ご自分で絵付けされたものもあるんです。

皆さん、お疲れ様でした~

可愛いけれども、美しいメロディを奏でるには修練が必要です。

先ほども少し触れましたが、鍵盤やフレットなど、手に触れる、目に見える基準が何もありません。

実際の演奏はこんな感じです。

 

楽器から発せられる電磁波に、かざした手の面積と距離で音程が決まります。

もしも音が見えたら?電磁波が見えたら?

2月のザ・ぷー 第一回演劇公演「PU PU LAND」では、そんな試みを取り入れています。

目に見ないものを可視化するデジタルアートで空間演出するという試みです。

先日打ち合わせに行ってきました。

劇場の壁面に何かを投影します!

本番まであと3週間。試行錯誤しながら稽古は進んでいきます。

どうぞご期待ください!

ザ・ぷー 第一回演劇公演「PU PU LAND」(プ プ ランド)

2/22〜24@五反田アトリエヘリコプター

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