「無冠帝」を飲んだら「無冠帝」と彫りたくなったお話【解説付】

どうも!

鉛筆彫刻人のシロイです。

実は先日、我が家に長細いダンボールが届きました。開けてみると…

コチラが入っておりました!

菊水酒造さんの【無冠帝】!

ちなみに菊水酒造さんは、新潟県新発田市にある日本酒の酒蔵

そう!これは日本酒のボトルなんですよ!なんともオシャレ!同じ新潟県民の私もビックリであります。

 

いざ実飲!

このオシャレボトル、見れば見るほど私の日本酒イメージとはかけ離れておりいい意味で日本酒感を感じられませんが果たしてお味はいかがなのでしょうか。

ちなみにボトルには

【芳醇清澄辛口】

と書いてあります。

ではいただきます…

「うん!キリッとしたすっきり辛口!」

こちらが私のファーストインプレッション。

まさにこの美しい特徴的なボトルがこの日本酒の味をうまく体現されています。いや美味しい。

ちなみに私より酒好きな父と一緒に飲みましたが父の方が喜んで飲んでおりました。…私よりも多く(笑)

 

好きなものは彫りたくなる

 

この日本酒の常識外れなオシャレボトル。そしてこのボトルのイメージを裏切らない味。

自分で飲んでも美味いし贈答用でも喜ばれそう。こういうの悪くない、いや好きです!

地元にこんな酒があると思うと嬉しいじゃない!

そして鉛筆彫刻人、好きなものは彫りたくなっちゃうんです。

と、いうわけで【無冠帝】の鉛筆彫刻にチャレンジします!折角のブログなので解説もしながら彫っていきましょう!

 

まずは「無冠帝」に注目せよ

こちらが無冠帝のラベルです。さて皆さん気づきましたか?よく見てください。

そう「冠」の冖(わかんむり)が左に小さくなっているのです。

彫刻前はこうした文字の特徴をしっかり頭に入れておく必要があります。自分の勝手な思い込みで作り始め完成してから初めて間違えに気づくという最悪のパターンを回避するためです。特に英語はスペルミスに要注意。

しかし何故このような「冠」になったのか気になりますねぇ。

 

彫刻前の下準備

私が漢字を彫る時は芯径4mmの鉛筆を使用しています。ちなみに皆さんが一般的によく使われるHBや2Bは芯径2mmですのでその2倍。それでも4mmですが。

まずは芯をむき出します。このとき、とにかく芯を傷つけないようにすることがポイントです。

芯を出したら次は文字を彫るために丸い芯を平らにしていきます。平らな面の幅が一番広くなるまで削っていきます。満月をちょうど下半分残した半月にするイメージですね。

この後は芯に下書きをします。書くための芯に書くという日常ではまずやらない作業ですので聞いた人は大抵驚かれる作業です。あとはその下書きの輪郭に沿って線を彫っていきます。

 

これで彫る準備が完成です。あとは不必要な部分を彫っていくだけです。お祭りである「型抜き」のイメージです。ちなみに私は1度も型抜きを成功させたことはありません(泣)

 

いざ実彫!

鉛筆彫刻の基本として上から順番に彫っていきます。

まずは「無」から。この字はとにかく穴が多い。それも横に3つ穴と幅の制限のある鉛筆彫刻としてはかなりハードです。実際には穴を開けずに表面だけを削り表現することもできましたが敢えて今回は貫通にチャレンジ。0.2mmドリルで全てに穴を開けております。

続きましては「冠」。注意すべきは線の太さ。漢字で線が混み合ってくると線自体が小さくなり文字としてのバランスが崩れてしまいます。最悪、削りすぎて修正不可になることも多々あります。なので細部にだけ集中するのではなく時には引いて全体を見て判断する必要があります。

最後に「帝」。無冠に比べ画数が少なく簡単そうに見えますが実はそうではないのです。画数が多く複雑そうな字というのは一見難しそうに見えますが「折れるリスク」はむしろ低いのです。4mmという幅の中に線が多ければ彫る部分は少なくなります。つまり彫る手数が少ないということです。(もちろん複雑な方が簡単というわけではありませんが)

芯に触れる手数が少なければリスクは少なくなる。ですのでこの「帝」は無冠よりずっと多くの手数がかかっています。加えて鉛筆彫刻は完成に近づけば近づくほど折れるリスクは高まるので実はこの「帝」こそ無冠帝の中で最も彫刻難易度が高いのです。

 

達成感と共に味わう無冠帝は、また格別

というわけで無事「無冠帝」を完成させることができました!(実は1度失敗してしまいましたが)

この達成感は何度味わってもいいものです。よし、折角なのでこの達成感と共に無冠帝を飲もうじゃないか!

「この爽快な飲み口がやり遂げた達成感と合う。格別!」

食事や晩酌の時もいいですが何かをやり遂げた後の一杯としてもオススメであります。

では最後に【無冠帝】と【無冠帝鉛筆】の写真でお楽しみください。

私はもう少し飲ませて頂きますね。それでは。

 

 

 

 

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