ラーメンインタビュアーの岡崎美玖です。今回は年内ラストの記事ということで、2020年を振り返っていきたいと思います。
2020年は激動の一年に
2020年はコロナウイルスの影響により、未曾有の一年でした。学生から社会人へと進む変化の年だったのですが、3月に卒業式が無くなり、着るはずだった母の着物も着ることが叶わず就職。
先日、やっと後撮りをして写真に残すことができました。
ラーメンインタビュアーとしての活動もダメージは大きく、5月には緊急事態宣言が発せられると食べ歩きを自粛せざるを得ない状況に…
お店に行って、店主さんとコミュニケーションをとりながら出来立てほやほやの温かいラーメンを食べる幸せを奪われ、自粛期間中は本当に辛かったです。
一方で、全国各地のラーメン店が通販やテイクアウトといったおうちラーメンをはじめ、行列店や遠方のお店の味が自宅で簡単にほぼ再現できることに感動を覚えました。現代の技術に大感謝です。
緊急事態宣言が解除されたのち、徐々に食べ歩きも再開したのですが…
解除後に初めて食べたラーメンは、茹で加減もスープの温かさも絶妙で、涙が出るほど美味しかった…。
というわけで、今回は色々と食べた中で今年オープンした新店で中でも印象深かったラーメンをご紹介します。
ラーメンにお揚げ!?
『中華蕎麦きつね』
芦花公園にある『中華蕎麦きつね』は、なんと油揚げが乗ったラーメンという今までにないビジュアル。とても印象に残った一杯です。
西早稲田にある魚介豚骨ラーメンの名店 『渡なべ』でアルバイトスタッフとして3年間、他つけ麺店でも働いていたという女性とご主人でお店を切り盛り。笑顔で出迎えてくれます。
濃厚とは言えど煮干しが前面に出たさらさら系スープは、女性でこってりとまではいかないけど濃厚めなラーメンが食べたいって人には、まさにぴったり…!!
そして注目は油揚げ。
噛めばじゅわ〜っと甘みが口全体に広がります。全く嫌な甘さじゃなく、上品な甘さで本当に美味しい…!
「お揚げってラーメンとこんなに合うのか!!」
と新たな気づきを与えてくれた一杯です。
今年も様々なラーメンと出逢い、そしてお店で食べる出来立てのラーメンがどんなに美味しくて幸せかを嚙みしめることができた一年でした。
来年もより沢山の素敵なラーメンに出逢えることを願って。
そしてコロナが少しでも早く終息し、マスクなしで全国各地を食べ歩きたい…そう願いながら、今日もこの記事を書き終えた後にラーメンを啜ることとします。
それではみなさま、良いお年を〜!!!!
ラーメンインタビュアーとして活動する岡崎美玖が、1杯約1000円で幸せを届けてくれる「ラーメン」を軸に様々な話題をお届けします。
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note:「岡崎美玖のラーメン女子ログ」