柳父豊とリグナ村野〜前編〜

リグナ株式会社代表取締役社長・柳父の退任

2021年3月31日

僕の所属するリグナ株式会社の代表取締役社長である柳父さんが退任することとなる。

この話を公にしたのが3月24日。社員も関係各者も驚きを隠せず、本人にも僕にもたくさんの問い合わせがきた。

僕ら幹部はもう1ヶ月ほど前からこの辺りの話しを何度もしていた。

だからこそ、ある意味落ち着いたものだったが、周りにしてみればまさに青天の霹靂というか、寝耳に水というか、とにかく現場はざわついていた模様。

まぁ、それは当然の事ではあるが。

ここで僕が、ある意味では「ひと騒動」な今回の話の裏を語る事はない。
ただ、一人の重要なポジションで柳父さんと関わった人間として、書ける範囲の思いの丈を描き殴るものとしたい。

柳父さんとの出会いはちょうど一年前の5月

僕はもともと自分達でやっていた会社を離れ(シリーズAラウンドでの調達に失敗し、サービスから離脱する事になった)仕事を探していた頃にとある知人を介してリグナを紹介してもらうことになる。
そこで会ったのが、当時は取締役社長だった柳父さん。

僕よりも10歳年下の若い社長。しかもインテリア業界の人ではない。
聞けば、創業者である会長から引き継ぎ第二創業として経営を任されているという。

若くてエネルギッシュ。赤い靴下はアイコン的なもの

 

小柄でスマート、爽やかな佇まい。少しだけアクセサリー多めの赤い靴下。
インテリア業界の人とは明らかに違う雰囲気。

初めて会ったその日、僕らはインテリア業界の課題や面白さを3時間近く語った。
これまでさまざまな人とインテリア業界の話をしてきたが、彼の様に俯瞰で切り込む人はほとんどいなく、新鮮で感動したのを覚えている。

インテリア業界の人でしっかりとマインドマップに落とし込んでいる人を初めてみたのもこの時。

当時の僕は、複数のインテリア会社からお声掛けいただいていたが、この日でほぼリグナに決めていたのは、初めて告白する話。

柳父さんとなら、一度自分達で見失ったインテリア業界での夢を叶えられるかもしれない。少し前まで真っ暗だった僕のキャリアビジョンに見えた一筋の光かもしれない。あのワクワクは昨日のことのように覚えている。

そして翌月の6月。
僕は家具インテリア事業部の部長兼執行責任者としてリグナのメンバーとなる。

月例会議の様子。エネルギッシュな若いスタッフが多いリグナ

リグナ第二創業の真っ只中で

この頃のリグナは過去のいろいろなことから生まれ変わる第二創業の真っ只中。
18期もやってきた会社でありながらも、立て直しが必要な状況。
柳父さんと僕はそこに立ち向かうパートナーになった。

そこから一緒にさまざまなことをやってきた。たくさんの夢やビジネスを話してきた。
とにかくワクワクしながら、公私問わず仕事やインテリアの話をしてきた。

そして10月、ずっと柳父さんがやってきた会社の資金調達がM&Aという形で決まることになる。それもグループ全体で1,200億を超える売上を作る一部上場会社。ウチの社員やあまりビジネス側に詳しくない人だと、この偉業にあまりピンとこないかと思うが、曲がりなりにもスタートアップベンチャーをやってきた僕にとっては、このM&Aはとてつもない結果。

これでやっと本格的な第二創業にアクセルが踏める!そう思った。

続く・・・・・

 

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