藤潤「東京キモノショー」で挑戦するの巻

まいど~!藤潤です!!

前回もお伝えしたように日本全国いろいろなところで実演や販売をしている藤岡組紐店ですが、この約二年半ほどはそういった催事なども開催しづらい状況が続いておりました。

まだまだ安心できるような感じにはなっておりませんが、それでも今年に入ってからは催事の開催状況も少しずつ以前に近づいているように思います。
特に今年の二月末からは怒涛の予定の入りっぷり?!

まったく自宅に帰らないわけではありませんが、家族四人のうちの誰かがどこかで実演販売などに行っている、そんな状況です。

どなたかから声をかけられ、またどなたかが弊店の帯締めを必要としている、そんなありがたみを感じつつ、てんてこ舞いの日々を送る約三か月。
それももうすぐ落ち着こうとしています。

そして迎えた今年上半期最大のイベントが・・・

東京キモノショー!

東京キモノショーとは・・・
東京・文京区本郷のきもののお店、花想容の中野光太郎さんが主催者として2016年に始められた「わーと日本橋」を前身として、2017年に「東京キモノショー」の名前を冠しスタートした大型きものイベントです!!

藤岡組紐店は東京キモノショーに名前が変わった2017年から出展しております。
2019年までは日本橋三越本店すぐそばのコレド室町1の日本橋三井ホールで、2020年は残念ながら催事は中止、2021年の休止を経て、この2022年、3年ぶりに復活したのでした!!

今回は開催場所が人形町に変更。
明治座や甘酒横丁に近い、というとわかりやすいでしょうか。

それも一か所ではなく、販売やショーを行う会場、素敵なお着物のコーディネートなどの展示会場、ワークショップを楽しめる会場、その他サテライトショップを含めて街全体を会場とするスケールの大きなイベントとして生まれ変わったのでした♪

弊店の出展場所はプラザマームという展示会場。
販売を行うほとんどの出展者さんたちはこちらにいらっしゃいました。
着物のイベントに積極的に出始めてそろそろ10年くらいとなり、顔なじみの出展者さんも増えました。
会場入りして準備を始める前に少しあいさつ回りをして自ブースの準備。
今回はこんな感じとなりました☆

そして前回に引き続き、さらにパワーアップしたこの夏のイチオシ

夏用モケモケレース帯締め!!

まさにSNS映えする帯締めですが、今回も大人気でした!
まだまだ今夏のイベントでご覧いただけますのでぜひぜひ見に来てくださいね!!

さて今回ご紹介するのは

名古屋黒紋付染の武田染工さん

初めてお会いしたのは10年前に開催された名古屋でのイベントだったと記憶しています。
幾度となくご一緒しておりますが、今回はお隣でした。

武田染工の代表でもある武田和也さんは伝統工芸士。
名古屋黒紋付染も経済産業省指定の伝統的工芸品です。

武田さんはこんな方

そんな染めのプロフェッショナルの武田さんですが、こういったきもののイベントでされているワークショップは黒ではなくとってもカラフルな染め、その名も墨流し染め!!

墨流し?
墨なら黒じゃないの??

とお考えの方もいらっしゃるかもしれませんね。

では言い方を少し変えて、「マーブリング」というのは聞いたことがありませんか?
はい、きっと「マーブリングならやったことある!」なんて方もいらっしゃるかもしれませんね。

僕もずっと昔に、確かブックカバーか何かを染めた記憶があります。
まあまあ長いお付き合いでしかもしょっちゅう顔を合わせるのにバタバタしていて僕はこの墨流し染め体験はしたことがない・・・

というわけで、挑戦してみました!!

ご来場のお客様の邪魔にならないよう、そして客寄せのサクラになるよう?二日目の開場直後に「やらせてください!」と一声!

最初に自分のイメージする色を伝えると武田さんがそれに合った色の顔料(染料より色が定着しやすいそう)を提案してくださいます。

心の赴くままにそれを垂らして、これまたイメージする柄を伝えるといろいろ指導してくださって徐々に「ウルトラQ」のオープニングのような感じに・・・

そしてここからドキドキの瞬間が・・・

ジャジャーン!!!

これを一度水に通すと・・・

同じものが二つとない、自分だけの手ぬぐいの出来上がり!!
初めての体験でしたがなかなかユニークな感じになりました♪
インスピレーションの赴くままに進めて自由な柄となりましたが、これを狙った柄にしてそれを表現しようと思うとかなりの技術が必要だと思います!

やはり職人の技術はすごい!!

仕事場で黙々とする仕事だけですと、どうしても視野が狭くなってしまうこともあります。

今回のようなイベントに出展するとお客さまから生のご意見を聞くこともできますし、また出展者さんと話したり扱ってらっしゃる商品、作品を拝見したりすることで刺激を受けることも多いというメリットもあります。今回も大いに刺激を受けまくりました!

この刺激を活かしてこれからもどんどん技術を磨きます!!

それではこのあたりでドロンします!

【藤岡組紐店 今後の予定】

※状況により変更となる場合があります
〈2022年〉
6月1日〜6日 梅田阪神(かほり)
6月8日〜14日 野口染舗(潤全※土日在店予定)
7月16日〜9月4日 四日市市文化会館(かほり・凛九)
7月20日〜26日 橿原近鉄(潤全)
7月27日〜8月2日 梅田阪急(潤全)
藤岡組紐店 お問い合わせ、ご注文・BASEショップへはHPからどうぞ(HPへはプロフィールページのリンク先から?)
色・柄・長さの別注承っております

■HP https://fujiokakumihimo.com/
■Instagram https://www.instagram.com/fujioka.kumihimo/
■Facebookもやってます
■BASE 『藤岡組紐店』と検索
アプリ▶️ https://thebase.page.link/TSCU
ウェブショップ▶️ ‪‬ https://igakumihimo.thebase.in
(?インスタグラムの方▶️BASEショップへはプロフィールページのリンク先にある【BASE/ベイス】をタップしてお進みください?‍♀️
?ショップをフォローしていただくと、新しく商品を追加した時に通知を受け取れます?‍♀️)

□ ANOTHER STORY

DAISUKE OGAWA|小川 大介

SHINGO KURONO

ケルトの笛 hatao

Saki Nakui