Tomoaki Murano

村野 友明 / Tomoaki Murano インテリアアドバイザー / 1979年千葉県生まれ。専修大学商学部卒業後、個人投資向け営業会社に入社。大塚家具へ転職し個人、法人のインテリア提案、家具設計業務に付帯。その後デザイン注文住宅設計事務所フリーダムアーキテクツデザインに入社。不動産及びファイナンスのコンサルタントとして従事した後、オンラインでのインテリア相談・コーディネートサービス「HelloInterior」を共同創業。富裕層・著名人顧客を多数持ち、オンライン・オフライン合わせて3,500件を超えるインテリア相談・コーディネートを対応。Instagramを中心にインテリアにまつわる情報を発信している。ミッションは「インテリア業界をアップデートする」。インテリア、建築、サーフィン、ゴルフ、音楽をこよなく愛する。バンタンデザイン研究所空間デザイン科卒業。

新型コロナウィルスに罹って思ったこと

こんにちは。村野です。

今回は私の新型コロナウイルス罹患の体験談を書いていきたいと思います。

実は僕、7月18日に新型コロナウィルスに罹ってしまい、約1週間程体調が悪く療養生活をしておりました。今は多少の後遺症があるものの、生活自体はほぼ元どおりになりました。ただ、妻と2歳の子供にも感染し、一時期は家庭内が騒然となったのは事実。大変な1週間でありました。

僕が今回、新型コロナウィルスに罹って思った事、それを踏まえて知ってもらいたいことを今回ブログに書いていきたいと思います。少なくとも僕が罹かる前に知っておきたかった事や、知っておくことで今後罹ってしまった時の心構えや対策として知ってもらいたいことを綴っていきます。

①いつどこで感染するかわからない現実

過去最多という数字を毎日更新しているかのような連日の報道。検査をしていない人の数を含めたら今の倍以上の感染者数であってもおかしく無いくらいの感染状況。いつどこで感染するかわからないのが現実。僕自身もしっかりと感染対策をしていた中での今回の感染。正直、感染するまでは本当に他人事。まさか自分が・・・・

当たり前のことですが、改めて言えること。それは・・・

「できる予防はしっかりとしておくこと」

手洗い、うがい、飛沫の飛ぶところではマスクをする。マスクは感染リスクのないところでする必要はないと思います。当たり前のことをやらずに感染してしまい、最悪の事態に発展してしまっては後悔しきれないはずです。気を緩めることなく、できる予防はしっかりしておくこと。「自分は感染しない」という根拠のない自信とそれに沿った行動は危険です。

②予約が取りにくい病院と検査、購入が困難な抗原検査キット

感染して一番大変だったのが、検査を受けるための予約を取ること。特に僕が罹ったのが祝日だったため、診療をやっている病院がほぼ無く、体調の悪い中でひたすら電話に追われていました。結局、電話は繋がらず体調は悪化するばかり。仕方なく救急車を手配し病院に搬送されることになるのですが。報道で言われているように、医療はかなり逼迫しており救急車もほぼ出払っており、救急の受入病院を探すにも一苦労。最終的に僕は入院するまでの症状になっていなかったため、自宅療養になりましたが、症状がキツイ人が入院するにもかなりハードルが高い現状。この現実は多く人が知っておくべきことだと感じました。過剰報道ではなく現実であるということ。

 

③抗原検査キットは家族分持っておくと良い

PCR検査がすぐにできるのが理想ですが、前述したように今は本当に予約が取りにくい状況。今回の事態を経験して感じたことは、抗原検査キットを購入して持っておいた方が良いとということです。

PCR検査と比べて検査精度は低いものにはなりますが、抗原検査キットで先に調べておくことで、感染拡大リスクを少しでも減らすことができるのです。検査結果で陽性であった場合は高確率で感染しています。その場合はすぐに感染拡大につながる行動をせず、PCR検査を受ける準備をしてください。

④かかりつけの病院を作っておく

今回、検査対応の病院を探す際に知ったこと。それは「かかりつけの患者のみ対応」という病院が多いということ。

つまり、かかりつけの病院がないと予約が取りにくいということです。

街の個人病院でもできるだけ自分のかかりつけ病院を作っておくこと。それによりイレギュラーな対応をしてもらえることもあるとのこと。信頼できる病院とお医者さんが近くにいることの大切さを痛感しました。

⑤日々の体調管理が大切

基礎疾患がある人は重篤化しやすいと言われる新型コロナウィルス。今回僕が罹ったタイミングは、図らずしも疲れと体調不良があったタイミングでした。高熱が続き、頭痛、体の痛さ、心臓の痛さ、など周りに罹った人と比べても割とキツい症状が続き、10日過ぎた今でも倦怠感、咳はまだ残っています。

どんな病気でも当たり前のことですが、日々の体調管理がとにかく大切。どこか調子が悪いと思ったらすぐに原因を究明して改善すること。それでも感染はするときはするでしょうし、症状も人それぞれだと思います。ただ、確率や傾向としては、日々の体調管理がされている人の方が軽症で済んでいるのも事実です。自分の体は自分にしかわかりません。無理せず自分の体と体調に日々向き合っていくことの大切を実感しました。

⑥新型コロナウィルスを過剰に恐れない

新型コロナウィルスを軽視するわけではありません。僕自身、今回感染してその辛さや大変さを身をもって体験しました。

ただし、今回感染してわかったこと。それは

新型コロナウィルスを過剰に恐れてはいけない

ということです。

重症化の割合、死亡率の割合だけで推し量るのは難しいですが、実際の数値として新型コロナウィルスはインフルエンザ(インフルエンザにも様々ありますが、今回は総称として書きます)よりも死亡率は低く、多くの人は軽症や無症状で終わっているのも事実です。とはいえ、感染力が強いウィルスであることも間違いありません。

大事なことは、誰でも新型コロナウィルスに感染する可能性はあり、それが他の病気よりも感染の確率が高いということ。それを踏まえてどう行動し、どう対応する必要があるかを知っておくこと。必要以上に騒ぎ立てることをせず、理路整然と決められた行動をするということ。そして自分の体調としっかり向き合うことです。

まずは感染の疑いがあるのであれば、すぐに検査をする。そして感染拡大につながる行動をしないということです。検査結果で感染していれば、自分が済んでいる保健所の指示に従い行動をする。体調が悪いときは病院に行く。すぐに病院がみつからない場合は救急車を手配することも視野に入れる。そこでしっかりと治療に専念することです。

新型コロナウィルスが無くなり、コロナ以前の世界に戻る事はおそらくないでしょう。そんな中、僕たちがこのウィルスとどう向き合って生きていくか。そのためにも知っておくべき現実がたくさんあります。

今回のブログが読んでくださった方に少しでも参考になれば嬉しいです。

1日でも早く平穏な世界に戻ることを祈って・・・・