ハンモックとテレワーク 〜ハンモックで仕事をするには?〜

「好きな時にハンモックを張れたらいいなー」という軽い気持ちで事務所を田舎に移転させてから早15ヶ月ほど。お昼休みにハンモックで寝ることを目的としていましたが、昼休み後もそのままハンモックで過ごしたくなってしまい、悪魔の誘惑に負けがちな日々を過ごしています。

しかし、午後もハンモックで爆睡!というわけにはいきません。

取引先からの電話、オンラインミーティング、そして迫り来る納期。フリーランスで働くデザイナーでありライターでありフロントエンドエンジニアである私は意外とやらなければならないことが多いので、もし毎日ハンモックで夕方まで眠ってしまったら……一気に精神的に追い込まれます。そして最悪の場合、生活が崩壊してしまうのです。ああ、恐ろしい。

 

そんなわけでお昼休みはハンモックでだらだらと過ごし、その後はシャキッとハンモックで仕事をする ”ハンモックテレワーカー”と化すことにしました(毎日ではないですが)。

今回はハンモックでどんなふうに仕事をしているのか、ハンモックで仕事をするメリットやデメリットを紹介しようと思います。

 

ハンモックテレワーカー3種の神器

ハンモックテレワーカー”の私は、ハンモックを椅子として使いながらパソコンを操作しています。これが基本の姿勢です。

ハンモックというと“寝転がって使うもの”というイメージがあると思うのですが、実は椅子のようにただ腰掛けるという使い方もできます。しかも高さ調節も可能です。(うちの事務所内の硬い椅子より優秀じゃないか…)

ハンモック本体の他にもハンモックテレワークには下記の3つのアイテムが重宝します。

①ポータブル電源

写真左側に置いてあるのが、アウトドア界ではすっかりおなじみのポータブル電源。防水だったり容量が大きかったりといろんなタイプが出ています。お値段は結構するものの「災害時も使えるし!」という呪文を唱えながら、思い切って買ってしまう人が私の周りには多いです。そしてひとつあるとすごく便利。テレワークにもドライブにも連れて行っています。

 

②テーブル

ハンモックテレワークには、パソコンやその他諸々を置くためのテーブルも重要。高さ30cmくらいのものを使うことが多いです。
私はとにかく持ち運びや組み立て&片付けで楽をしたい、スーパーなまけもの人間なので信じられないくらい軽量でコンパクトなテーブル(※)を使っていますが、安定感のあるテーブルならなんでもよいと思います。

ジュースやお菓子を置くためのサイドテーブルまで用意したら、より快適な空間になるでしょう!

※信じられないくらい軽量でコンパクトなテーブルたち↓
helinox table O(左) https://www.helinox.co.jp/product/cot/table/detail/181/
LEISMORE SKYLIGHT TABLE(右) https://leismor.official.ec/items/57506802

 

③まるっと覆える蚊帳

最後は写真右側、なにこのバリア?と思った方、大正解!虫バリアです!

Grand trunkのMOZZY360というハンモック用の蚊帳で、テントのように床と壁があって中にハンモックを通せるようになっております。これがあることで、虫の心配をすることなく仕事に集中できます。飛ぶ虫も這う虫も360度ガードできる優れものです。

あと床がついているおかげで、靴下脱ぎ放題なところも魅力的。もはや部屋ですね。

 

ハンモックテレワークのメリットとデメリット

ハンモックで仕事をする一番のメリットは、リラックスできることではないでしょうか。やわらかいハンモックで、寝転がらないとしてもゆらゆらと揺られる時間は最高の癒やしです。

そして思い立ったらすぐに寝転がれるのも良いところ。誰も見ていないからちょっとくらい…と、つい寝転がってしまうんですよね。体幹が鍛えられてきたのか、寝転がりながらパソコンを操作する方法も身につきつつあります。

逆にデメリットはというと「ついだらけてしまう」ことでしょうか。リラックスして仕事ができる反面、靴下を脱ぎ出し、お菓子を食べ、寝転がりたい時に寝転がってしまう。

一時期は「それなら、服装も楽な方がいいな!」と思ってしまい、上下スウェットという部屋着スタイルになってしまったこともあります(配達に来た郵便屋さんと目があって会釈された時、少し気まずかったので最近は服はちゃんと着るようにしました)

 

一歩間違えばクズと呼ばれかねないワークスタイルではありますが、疲れた体と心を癒やすかもしれない「ハンモックテレワーク」。いつもと違う場所でテレワークのスタイルのひとつとしておすすめです!

今はWi-fiを完備しているキャンプ場もたくさんあるので、そういった場所を選んで挑戦してみてはいかがでしょうか。新しい世界が拓けるかもしれませんよ。

□ ANOTHER STORY

山笑海笑

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