細く長く続けやすい発酵調味料「塩麹」

こんにちは。
発酵文化研究所です。

最近、腸活診断などをさせていただく中で、
「一度は塩麹を作ったけど続けられなくて。」
とのお声をいただきました。

腸活診断の中でも、お伝えしているのですが、
「続けよう」と思うと続けるのは難しくなりがち。
日常の「習慣」になるよう、
小さく少しずつ取り入れていただければと考えています。

そこで今回は塩麹の作り方と、
その取り入れ方などお伝えさせていただきます。

麹のことや効果については、こちらをご覧ください。
「手軽で美味しい麹生活。細く長く続ける秘訣」
https://brew-by.com/17916

①塩麹の簡単なつくり方

発酵食品を手作りすると聞くと、
とても大変そうという印象の方が多いかと思いますが、
どなたでも、手軽に発酵生活を始められるのが「塩麹」です。
それは、原料が身近で作り方も簡単なこと。
米麹以外は、どこの家庭にでもある塩と水だけ。
それを入れて混ぜるだけで、ほぼ完成したといえます。

そこからは、発酵菌達が頑張って働いてくれるので、
それを優しく見守ってあげるだけです。
これなら始められそうだと思いませんか?

◆◆ 自家製塩麹のつくり方 ◆◆
【材料】
・米麹(乾燥)・・・100g
・塩・・・40g
・水・・・200g
・清潔な保存容器

【作り方】
1、清潔な保存容器に塩と水を入れ完全に溶かし塩水を作る。
2、米麹は塊があればほぐしておき1、に入れる。
3、米麹が塩水に完全に漬かれば蓋をして完了。
4、常温(約20~25℃)で様子を見ながら混ぜてあげる。
※1日1回程度、清潔な器具をお使いください。
5、米麹が柔らかくなれば完成。
6、冷蔵庫(冷凍庫)に保存してお使いください。

②塩麹の使い方

作ったはいいけど、どう使えばいいの?
というのが次の悩みとして多く上がります。
私は、あまり難しく考えません。
塩麹は、優しい塩味に旨味、甘味が融合しているので、
素材と併せるだけで、おいしい惣菜に早変わりです(*^-^*)

日本の伝統食文化なので、
どうしても、和食のイメージが強いかと思いますが、
パスタやシチュー、ポタージュなどにも使えますし、
唐揚げやフライなどの下味にも本当におすすめです。

先日、塩麹で下味をつけたチキンカツ。
塩麹が苦手と話す方にコッソリ出してみると大好評。
自家製だからこその生きた酵素の力でタンパク質が分解され、
胸肉なのに、ふんわりやわらかくて感動されていました。

チキンカツなんて面倒!
そんな方には、とても身近なところで玉子焼き。
卵1個に対して小匙1程度を入れるだけなのに、
味と香りの良い玉子焼きに仕上がります。
もちろん、オムレツやスクランブルエッグも。

これからの季節だと酒粕との組み合わせもおすすめ。
クリーミーな塩麹粕汁など、いかがでしょうか。

◆◆ 腸活に最適塩麴粕汁のつくり方 ◆◆
【材料】4人分程度
・豚肉(お好みで無し、魚類でも)・・・100~150g
・大根・・・100g
・人参・・・80g
・ゴボウ・・・80g
・こんにゃく・・・50g
・その他お好みの野菜など
・水・・・500ml
・塩麹・・・80~100g
・酒粕30~50g
※お好みでネギやすり胡麻など

【作り方】
1、豚肉、野菜をお好みのサイズにカットする。
2、鍋に油をひき、豚肉を炒め火が通ったところで野菜を入れ軽く炒める。
3、水を入れ、野菜に火が通ったところで火を消して塩麹で味を調え酒粕を入れる。
4、再び火をつけて中火にし軽く沸騰させて完成。
※アルコールを、しっかり飛ばしたい場合は長めに沸騰させる。

具は、お好みのものや冷蔵庫にあるもので代用ください。
葉野菜、キノコ、豆腐など、何でもよくあいます。
免疫力アップに大切な腸活にも、おすすめのレシピ。
ぜひ、お試しください。

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