スケートボード発祥の地

8月1日夜、今年すでに2度目となるLA(ロサンゼルス空港)に到着した。

LAXITという無料シャトルバスに乗ると、タクシーやUberに乗車できるエリアに連れて行ってくれる。

タクシーにスムーズに乗車できて、ホッと一息。

30分ほどで、今回の滞在先であるベニスビーチに到着した。

滞在費用を抑えるために、今回の滞在先は、Podshare VENICEというシェアハウスを選んだ。

ベッド以外のキッチン、バス、トイレは、すべてシェアというのは、今まで経験がなく不安であったが、たまにはこうした海外滞在の醍醐味を味わうのも悪くはない・・・と自分に言い聞かせた。この日は即就寝し、行動を開始したのは次の日である。

次の日の朝、早速ベニスビーチに向かった。

LAの気温は、24℃前後と快適である。

もともと乾燥地帯なので、新潟のような蒸し暑さがなくカラっとしている。

一年を通して快適に過ごせるLAに、日本から大物ミュージシャンが移住するのも頷ける。

日本と違い、広大なLAは周りを気にせず、自分のやりたいことに集中できる場所なのかもしれない。

LAのあるカリフォルニアは、スケートボードの発祥の地としても有名である。

ここベニスビーチには、スケートパークがあり、スケーターにとっては憧れの聖地だ。

今回の旅に同行したのは、スケートボードが好きな男子である。

早速、現地のボードショップを訪れた。店の人にお手頃なボードを出してもらい、即決購入。

彼は、最初は滑るのを躊躇していたが、だんだんと雰囲気に慣れてきて、ボードに乗り始めた。

一方私は、いつもの通り、三味線ストリートパフォーマンスに入る。

今回は、少し早い夏休みを兼ねていて、気持ち的にもリラックスできる滞在であった。

毎日ベニスビーチに行き、太陽の下、ひとりはボード、ひとりは菊水アロハシャツを着て三味線。夜は、サンタモニカでサンセットを見ながらのステーキ。

男同士の最高の時間を過ごした。

LAのとある和食のお店では、『史水』が飲めるという情報を得ていた。

故郷新潟で愛情を注ぎ込んだ『史水』が、遠く離れたカリフォルニアで味わえるとは感無量である。

近い将来、男同士、LAで日本酒を酌み交わそう___。

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SHINGO KURONO

山笑海笑

鉛筆彫刻人シロイ

SHINGO KURONO