先週はテキスタイルの仕事で上海に。水天宮前まで行ってリムジンバスで成田まで。今まで日暮里で乗り換えてたんだけどリムジンバスが増えてて成田までいくのにもストレスフリーです。
行きはJALでした。成田のJALは便利すぎです。入国審査から搭乗口まで近いし、喫煙所も近い。20代の頃は大韓航空とかアエロフロートとかにしか乗った事ないので、遠くまで歩かされて大変でしたね。
上海といっても3時間ほでつくので沖縄にいくような距離感。そんなに遠くないです。
上海に行ったと言っても打ち合わせが多くて都心部には行けませんで。イメージ的に例えると 中野、高田馬場、荻窪周辺を移動していたのでいわゆる渋谷、銀座、六本木みたいな場所には一切踏み入れれず。。。パスポートを確認したところ2010年に中国入国となっていたので7年ぶりでしたね。
生地屋さんがたくさん入居してるビル。
日本の生地屋さんもここを拠点にしてる人も多いようで。今回お邪魔した生地屋さんももともとは広島で生地屋をやってて現在は上海で活動中。上海で生地が作れるわけではなく上海から西、または南へ行くと生地を作る工場が多いので上海はあくまでもハブ的な役割をしてます。東京事務所、上海事務所、そんな感じですね。
この生地屋さんの会社はオシャレでした。センス抜群です。日本の生地屋さんももっと見せ方を見習って欲しいです。雑居な貸しビルの中にコクヨのデスクやチープはハンガーラック、整理整頓も出来てない日本の生地屋さんが多いです。
「見せ方ではない、ものなんだよ」って考え方が50年以上前から日本人は変わってませんね。「ものがよけりゃいいだろ?わかるか?」みたいな横柄な生地屋も多いのが事実。英語も喋れず携帯の進化にも付いていけないけど「イッセイ、ヨージ、ギャルソンの生地作ってます」みたいな。
こういった見せ方や環境デザインにもっと力とセンスをつぎ込んで欲しいと本当に思います。
天然繊維のスペシャリスト、曹さん。
繊維の原料は世界各国から輸入するわけで、日本も中国も同じだけど、中国国内で作られる原料が豊富なのもメリットですね。
上海では半日で3件の生地屋さんを回り疲労困憊。。。タクシーがつかまらないという上海事情。みんなウーバーみたいなアプリでタクシーを検索してくれてました。
一泊後に上海から韓国へ。
韓国にはモンクレールとかの合繊ダウン生地を作ってる生地屋もいます。日本国内、福井県も合繊の町で有名ですが、韓国、台湾もかなり世界的に有名です。この生地屋さんの創意工夫は凄かった。
出張といっても移動ばかり。移動にほとんどの時間を取られます。タクシーの中では打ち合わせ、見積もりや日本と携帯でのやり取り。座ってばかりで疲れるのが出張。。。。
アジアの生地でも、欧州の生地でも、アフリカの生地でも、繊維に関わることならどこでも行ってみた見たいという好奇心は今後もなくならないと確信してます。
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