CAMPFIREというクラウドファンディングサービスで資金を集め、お風呂のテーマパーク「湯~園地」というイベントを3日間だけ開催した大分県別府市。
この企画はクラウドファンディング開始時から注目していて、うまく行くかどうかは企画者、参加者がどこまで「なりきれるか」だと思っていた。
当たり前だがお風呂のテーマパークと言ってもディズニーランドのような本気のアトラクションは用意できないわけで、こちらの動画を見てもシュールといえばシュールだがこの参加者の笑顔を見るとこの企画は大成功だったんだなと思う。
成功する企画は、企画者がびっくりするぐらいその世界観に入り込んでいるので、参加者が疑うことなく楽しめる。
本当にシンプルなことなんだが、実際はそんなうまくはいかない。
みんな大人なのだ。
イベントの隅っこで腕を組んでいる企画者がいたら終わる。
こちらの記事に別府市市長の表情があるが、こういう市長だからこの企画はうまくいったのかと想像ができてしまう。
楽しい企画は楽しさを知っている人間でないと難しい。
企画者、参加者が「なりきれる」企画が大切だなとあらためて感じた。