無垢床の白塗りは完璧。リノベ男子になってみた

僕は以前お洒落賃貸だけを取り扱う「R-STORE」という会社で働いていました。
元々大学が建築学科であり、住環境に関してはかなり関心があります。
取り分けインテリアは昔から大好きでした。

東京に来ると本当に良い家は多いですよね。
良い家の基準は様々で、所謂高級マンションシリーズを見ていると高級マンションとお洒落な住宅は全くイコールではないことは明白です。
僕はやっぱりお洒落が家が好きだし、センスの良い住環境に身を置きたい。
なので日々雑誌を見て、SNSを見て、ピンタレストなども見てセンスを磨いております。

そんなインテリア好きな僕は最近可愛いリノベ物件に出会いました。

築年数は古いし、ベランダはないし、オートロックなどもないし・・・。
不動産で働いているといかに世の中の良い家の基準が「築浅、駅近、水回りのスペック、2F以上、オートロック…etc」などに偏っているか感じます。
その「良い家」を調べていると今回のリノベ物件には出会えませんでした。

リノベ物件は僕基準では良い家でとても魅力的でした。条件でいうと、以下のような感じ。

・古い戸建てのリノベ物件
・天井がスケルトンになって抜け感がある
・浴槽をとって綺麗なタイル張りのシャワールームになっている
・シートではなくちゃんとしたフローリングである
・ベッドルームは全て無垢床で白塗りになっている

なんだか気になりませんか?

僕としては世の中の基準はほとんどどうでも良いです。
魅力的な家のポイントはもっと感性的なところにあります。

ということで、写真を交えて紹介していきたいと思います。

天井がスケルトンで抜け感がある。無垢床の白塗りは完璧にツボ。

備え付けのブラインドカーテンも色合いが良い。自然光も良い感じ。

二つの写真だけでも魅力伝わりませんか?
リノベ物件の魅力を語りたいところですが、長くなってしまうので僕が今回お伝えしたいのは…

…はい、そのリノベ物件に住み始めちゃったんです。

そうなんです。独り身でリノベの戸建て物件を借りました。
※独り身を周りにいじられるのであえて

恐らく高級マンションだと1Kぐらいしか借りられないような賃料でした!
全然僕はこっちが良いですね。
本当の豊かさって何?って考えますね。考えて欲しいですね。
その上でどういう価値基準を持つかはその人次第だと思います。

気持ち良いベッドールームになった。友人のカメラマン・阿部 裕介のとった山の大きめな写真も飾る予定。

シンプルなインテリア

夜は大きな白壁にプロジェクターで映像流してまったりと。

ダイニングは壁紙が淡い青色。ポップなアートや、レコードなどを置いている。

夜はレコードを聴きながらお酒を飲みチル。キャンドルも大好きで「MAD et LEN」はお気に入りブランド。

僕としてはとても気に入った家になりました。
気持ちの良い家に住むことは活力になります。
仕事にもポジティブな影響が出ます。
「デザインが人の生活を豊かにする」
僕が大学時代に教わったことですが、本当にそう思います。
リノベ物件おすすめです。

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◉柳父豊(ヤナブユタカ)
”モダンジェントルマン”
1989年大阪府生まれ。立命館大学の建築学科卒業後、内装系の上場企業で働く。2014年にお洒落賃貸不動産「R-STORE」や”泊まれる本屋”「BOOK AND BED Tokyo」などを手がける株式会社アールストアに入社。さらにその傍ら複業で”紳士の社交場”をコンセプトとした移動式ミュージックバー「ZIP CODE Tokyo」を共同代表として立ち上げる。2018年より「WASH&FOLD」を運営する株式会社アピッシュに入社し社長室にて勤務する。
“これで良いではなく、これが良い“という審美眼を日々磨いている。座右の銘は「欲望と情熱と美学」で、ファッション・インテリア・音楽をこよなく愛する。現代の紳士”モダンジェントルマン”になるべく紳士道を追求中。
▶︎Instagram https://www.instagram.com/yutaka_eye/

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