日本三大奇祭!富士吉田の「火祭り」に行ってきた

こんにちは!スズキリです。前回のメゾン寿司の記事ではたくさんの方にメッセージをいただき励まされました!ありがとうございました。

こちらは上手くいっていなかった頃のサンプルを裁断中の田辺織物・田辺さん。そんな田辺さんから「火祭りって知ってる?」と聞かれたのがきっかけでした。

日本三大奇祭、吉田の「火祭り」って?

最初に聞いたときは真っ先に「血祭り」が浮かんでしまい、物騒なイベントかと思ってしまいました。

詳しくは公式サイトを見ていただくとして、ざっくり説明すると富士山のふもと富士吉田市で毎年8/26、27に開催されるお祭りで、正確には「鎮火大祭」と呼ばれるそう。

さらにわかりやすく言うと、町中が火の海になります。やっぱりちょっと物騒かもしれない。

 

火祭りの前に…!糸井重里さんも絶賛「イトリキカレー」発祥の店へ

(※火祭りには2年連続で行っていますが、この記事では2回分をミックスして紹介していきます!)

田辺さんに誘っていただき火祭りへ。

その前に、地元で有名だと言う糸力というお店で一杯やることに。
店内は地元の居酒屋さん、という雰囲気なのですがこのお店は糸井重里さんが絶賛して製品化もした「イトリキカレー」を産んだ場所なのです!

なお、これを書いている今現在、なぜか糸井さんにツイートがRTされ、メゾン寿司の告知がめちゃめちゃ伸びています 笑

勝手に縁を感じてしまいました、ありがとうございました!

 

カレーについてですが、来る前に泥酔してしまい1枚も写真を撮っていませんでした……。風味がかなり本格的で、挽く前のスパイスがスープカレーの中にゴロゴロ転がっています。

かなり好みは分かれるところだとは思いますが僕はかなり好きな味でした。興味を持った人がいたらぜひ食べてみて欲しいです!クジラのベーコンやお刺身の盛り合わせ、日本酒も美味しく、楽しく過ごせる地元のお店です。

火祭りに突入!

食後は歩いてお祭りへ。ここで田辺さんと別れ、同じ富士山テキスタイルプロジェクトに参加している友人たちと合流します。

この写真を見てもらえばなぜ「火祭り」と呼ばれているかすぐに分かることでしょう。どうぞ!

 

 

道めっちゃ燃えてる…!

そうなんです、大きな道路に火がつくんです。

 

 

ガスト会とは何なのでしょうか。僕も入りたいです。それにしても背後の火の手がすごいですね……。

 

 

写真の木組はどんどん崩れてくるので、ところどころ「服燃えない!?」というくらい火の手が強いところも。最初は暑いですし少し怖いのですが、慣れて来るとこの状況がかなり楽しくなります。

どれくらい楽しいかと言うと、「電球ソーダとか絶対買わないでしょww」と30回くらい周りに言っていた僕が

 

このザマです。

 

 

この写真に至っては明らかに地面に寝てる感じなのですが全く記憶がありません。楽しすぎたのかな。

 

 

さて、出店の誘惑を断ち切りながら先に進むと浅間神社があります。この参道はずっと森の中を進むのですが、当然ここも燃えています。

 

燃える神社

 

お賽銭は長蛇の列。

 

未使用。

 

有名なのかどうかわかりませんが、「言霊入りおみくじ」という謎のおみくじをみんなで引いてみました。

 

 

がっつり言霊刻んである……!笑

 

 

僕は「団結」が出ました。こういうデザイン、中学の陸上部ぶりに見た気がします。笑 写真だとわかりづらいですが実はこれアルミで出来ていて、妙な重厚感があります。ちょうど団結したいな〜と思っていたところですのでどこかにつけておきます。

 

 

帰る頃、遠くで花火が!嬉しい演出でしたが、地元の人が花火に対する興味ゼロなのが面白かったです。

 

 

終電は21:30頃までと案外早いので、日帰りの人は要注意です。帰りの駅のホームからは月夜で照らされた富士山が見えますよ!

 

そんなこんなで火祭り、すっかり気に入ってしまって来年も行くと思います!都内のお祭りは混雑がすごすぎて行かないのですが、火祭りは泊まりや地元の方が多いのか終電でも座れたりするくらいスムーズに帰宅できます。

僕はほぼ写真を撮っていませんが、毎年本格的な一眼を構えた人をたくさん見かけるので写真や映像が好きな人にもオススメです!

日中は富士山観光、夜は火祭り、なんていい夏の思い出になりますよ!

 

==================================
鈴木龍之介(スズキリ)
1993年7月7日生まれ、テキスタイル育ちのデザイナー。アダ名はスズキリ、屋号はネクトン。
釣りと魚が好きすぎて、寿司のブランドを立ち上げ中。

Twitter https://twitter.com/suzukiri_s

==================================

□ ANOTHER STORY

SHINGO KURONO

Fumiyoshi

MASAKO TAKANO

藤潤