花のテーマ: 大人の夏 〜 草原と太陽
ウェルカムフラワーは、
アーティチョークのブーケと
ちょっとシックな大人のひまわり畑のブーケ。
お客様の席の後ろのスペースは、
広がる草原とグロリオサの太陽を…セッティング中の図。
毎度の事ながらしっかり写真を撮れず本番へ。。
桃のガスパチョにあわせるリース。
青く綺麗な野バラの実をベースに
トケイソウとフヌイユ(ういきょう)をあしらって。
・・・
” その時に出されるメニューにリンクする花をしつらえる。”
” なるべく食に関連するもので彩る。”
ささやかなポリシーかもしれないけれど、
食にまつわる空間に花を活ける時にずっと心がけているマイルール。
私自身、食べる事が大好きなので
美しいと美味しいが分離されるのではなく
どちらも融合してひとつの空気があることは重要。
リースがテーブルに並んだ時、
わぁ〜♪と、喜んでくださったり、
持ち帰りたいと仰ってくださったり、
皆様の反応にとても幸せな気持にさせて頂きました。
『野バラの実は、ローズヒップの仲間ですがバラの種類によって効用が違うんですよ〜』とか、
『ガスパチョの中のこの黄色い花が、リースについてるフヌイユの花なんですよ。本当は背が高いんです』とか、
『トケイソウは、品種が少しちがうけどこの花が結実するとパッションフルーツがなるんですよ♪』などをお話して、
『えーーそうなんだ!!』と楽しんでいただけたのもとても嬉しかったです♪
そして、お席のうしろのお花たちは
実はいらっしゃった人数分ご用意しており、
サプライズプレゼントとしてお持ち帰り頂きました♪
(ご自宅で飾りやすいように水を抜いて器ごとプレゼント^^)
美味しい食事がお好きな方は、
やはりお花も好きな方が多く、
こちらが嬉しくなるほど喜んで頂けて
花屋でよかったなぁーとしみじみ思いました。
さいご、エントランスには、
アミューズのお皿を彩っていた枝豆、
ビオのフィレ肉に添えられていたトウモロコシの皮、
ウェルカムフラワーと同じひまわり(サプライズの鴨にも添えました)をあしらったリースを掛けてお見送り。
お帰りになる際にもう一度、
「夏色」を噛み締めてもらいたく、
リースにこのひとときを飾りました。
・・・
リースからはトウモロコシを焼いた甘い香りがほのかに伝わり、
私のあたらしい「夏色」の記憶になりました。
・・・
次回、もっともっと面白いことをしたいと思っているので、
キュイジニエメンバーが日本にいるうちに
次の開催をする予定です…☆
たのしみだな!