「たかが世界の終わり」という映画が気になっていたので見に行ってみた。
ドラン監督は25歳の時にカンヌ特別賞を受賞した話題の監督だ。
前作の「Mommy」も見たのだけれど、感情の振り幅、描き方がすごいなぁと思う。
登場人物はみんなそれぞれの感情をお互いにぶつけ合う。
いや、そんなところでそんなこと言わないでしょ、と思うこともあるが、
みんなそれぞれに承認されたい、とか楽しい時間を過ごしたいのに、とか、色々あるのだ。
そして、映像の撮り方が印象的だった。
寄りの画が多くて、目で演技しているといった感じ。
長回しで、手前にいる人物をぼかして、その奥にいる人の目にピント。