MAI MORITA

森田真衣 1987年生まれ、埼玉県出身。2014ミス日本酒でグランプリを獲得し、初代ミス日本酒としてミラノ万博はじめ、各省庁イベント、蔵元イベントなどに出演。日本文化を伝える架け橋として日本酒、観光、地方創生の取り組みに邁進。 JTB観光交流文化誘致協議会の観光プロモーターとしてインバウンド向けに情報発信中。 instagram: sakemaimai

日本の季節のお仕事してみました

梅つけてみました。
梅酒と梅のお酢シロップ。

スーパーに梅が並んでおり「私を使って」と言われた気がしたので梅酒と梅酢シロップのチャレンジ!

小さな頃から梅が大好きなので、去年あたりから梅干しを作ってみたり色々チャレンジしています。
去年は梅干しと梅酒をつくったので、新しく梅酢シロップを作ることにしました!

今回買った梅は1kgの南高梅。
500g→梅酒
500g→梅酢シロップ
にすることにしました。

作り方ってきっと、その家ごとに少しづつ違ったりするんだろうなーとか思いながら私はシンプルで簡単なやり方で作ってみました

【梅酒】
用意するもの
青梅500g
氷砂糖300gくらい
ホワイトリカー 700〜900ml

1、梅をひとつひとつ丁寧にあらう
2、ヘタがついているので、竹串などでとっていく
3、半日くらい水につけてアク抜き
4、熱湯煮沸した瓶を用意。
5、氷砂糖と青梅が混ざるように瓶に入れていく
6、全ていれたら、ホワイトリカーを入れる。
8、半年くらい、見守る。

梅酒の梅は良い感じの味わいになるので、梅酒を飲むときに一緒に食べたりしてもいいですし、梅ジャムを作っても美味しいです。
私は梅ジャムにする予定♫

【梅酢シロップ】
用意するもの
青梅500g
角砂糖500g
穀物酢(お好みでリンゴ酢などもおすすめ。私は贅沢にも富士酢を使っちゃいました!)250ml

1、梅をひとつひとつ丁寧にあらう
2、ヘタがついているので、竹串などでとっていく
3、半日くらい水につけてアク抜き
4、熱湯煮沸した瓶を用意。
5、氷砂糖と青梅が混ざるように瓶に入れていく
6、上からお酢をかける
7、様子を見ながらお酢が全体にまわるように瓶をゆらしたりして混ぜる
8、3〜4週間したら梅をとり、発酵を防ぐため湯煎で熱をいれる
9、使いやすい瓶などにうつし、冷蔵庫などで保存
→炭酸で割って爽やかに夏を乗り越えるクエン酸ドリンク完成!

梅酢シロップの梅は残念ながら再利用はできませーん。

ここまで読んで気づかれた方もいるかもしれませんが、このふたつのレシピは最後にホワイトリカーを入れるかお酢を入れるかの違いだけなのです。
とってもシンプルで簡単。

日本酒で仕込む梅酒もよくみかけますよね。
私も大好きでついお店でたのんじゃいます。
今回、チャレンジしたいと思い色々と調べてみたのですが、素人は日本酒で梅酒を仕込んではいけないということが判明しました。
自宅で果実酒を作る場合のアルコール最低度数が定められており、20度以上でないといけません。

一般で販売されている日本酒は15度前後のためアルコール度数が足りないのです。

アルコール度数がある程度高くないと細菌などのリスクもあるようですのでその辺りも理由のひとつなのかと思います。

日本酒の梅酒は買うが一番ですね(^^)

梅酢シロップで一カ月、梅酒で半年、少し長いなーと思う反面、ゆっくりと美味しいものが出来上がっていく様子を見守るのが好きです。
あせらずに、季節の流れを感じながら。