aizuloverです。
10月3連休は、地元の会津へ帰ってました。
そんでもって、今年で8回目を数える地元の名物古本市、
「Book! Book! AIZU」へ行ってきたよ!
ここ数年、マーケットやマルシェが好きで、東京、地方問わず、いろんなところに出没しています。
近いうちには、出店者としてコーヒーを淹れたり、本を売ったりしたいなあと思っています。
それはそれとて、今回のイベントレポートを!
「会津のまちで本に出あう。本と、まちと、こころを結ぶ。」
会津という地名の語源を知っていますか。
いくつもの川、すなわち“津”が集まり出“会”う場所だから、会津という名前になったという説があるそうです。福島県会津地方で、わたしたちは2011年からブックイベントをスタートさせました。
歴史と文化が息づく会津という地で、本を通して「ひと」と「ひと」が、「まち」と「ひと」とが結びつくイベントを開催し、福島県、東北地方といった大きなまちとつながりながら、文化とこころが出会う場所をつくりたいと思います。[ Book! Book! AIZU 実行委員会 ]より
ぼくは、前職の楽天時代、CSR事業部で3年ほど福島県を中心にいろんなお仕事をしていました。その時のプロジェクト「楽天いどうとしょかん」に、主催者さんからお声がけをいただいたのが、最初のご縁。
(遡ってみると、2015年のことみたいです。)
それまでお客さんとして見ていたことはあったけど、移動図書館とはいえ「出店者」という目線で地元のイベントに関わることはなかったので、とても新鮮な体験だったことを覚えています。
その後もこのイベントは、ゆっくり少しずつ関係者の輪を広げ、じぶんたちなりのペースで運営をつないできました。
こうした手作り感のあるイベントは、地域にとってはすごく大事だなあと思う反面、出店料1,000円(!!)で、マーケットやマルシェを開催するのは運営側の労力ってとてもとても測りきれないところがあるなあと思っています。
おとなもこどもも楽しめる場。
本好きのお客さんが集まる場。
プロ・アマ問わず、1日書店として好きな本を売れる出店者。
いろんな方向の「たのしい」を生み出す場作りだと思っています。
「規模」と「セレクト」がちょうど◯
と、今回、あらためてこの古本市に参加してみて思いました。
来年は、出店者として出たいです!と運営の方にお伝えしてきました。
これから出会う本がたのしみ!
全国津々浦々、マーケットやマルシェのイベントはたくさんあります。
特にここ数年、盛り上がりは尋常じゃないです。
つい先日も、知人が出店している関係で、東京・ラフォーレ原宿で行われたラフォーレマーケットへ行ってきましたが、こちらも「規模」と「セレクト」が抜群によかった。。(気になった方はインスタへ!)
みなさんも経験あるかもしれませんが、行ってみたはいいけど「イマイチだな」と感じるイベントも少なくありませんか?
この差は一体なんなの??
大事なのは、「距離感」だと思っています。
ええ、距離感です。
出店者とお客さん。
出店者と運営者。
運営者とお客さん。
お客さんとお客さん。
これらがバラけすぎると、全体としてうすーい感じのイベントになってしまう。
知ってる人ばかりだと、近所のいつもの商店街になってしまう。難しいバランス。。
でも、今回の「Book! Book! AIZU」は、
まるで、近くの八百屋で「本」を選んでいる感じ。
見えている風景は、そこまで変わらないし、華美でもない。
ただ、置いてあるもの(情報)は、新鮮そのもの。
そこの設計まで意識されて編集されたわけではないと思うけど、
このサイズ感とか雰囲気って、なかなか簡単には出せないものだと思います。
運営者の一途な想いとか思想が反映されないとこうはならない。
そんなわけで、とてもいい距離感と、とてもいい雰囲気の中、とても気になっていた本を買えたので、時間対効果のすごく大きな1日でした。
今回は地元贔屓な感じでしたが、東京でもよさげなマーケットやマルシェを探しています。
秋はイベントいっぱいの時期なので、いろいろ行ってみて、またご紹介します。
それでは!
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DAISUKE OGAWA|小川 大介
1985年生まれ。福島県会津若松出身。
趣味は仕事と子育て。何につけてもaizulover。
主なテーマは、お酒、プロダクト、本、珈琲など、
身の回りの愛に溢れたものを。
好きなお酒は会津娘。会津の広報マンとして故郷凱旋が目標。
『地元』が好きな人と、繋がりたい。
Instagram▶︎https://www.instagram.com/aizulover
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