“クララ”からのメッセージ #49

みなさん、今年も残りわずか、いかがお過ごしでしょうか?

私は前回の記事でご紹介した、新しいテルミンのツマミを回しまくっております。

クララの声がする

新しい楽器との距離を縮めるワクワクと高揚感もあり、製作者のこだわりに想いを馳せるときもまた、贅沢な時間なのです。

おニューテルミンは、テルミン誕生100周年を記念した限定モデルで、今は亡き名演奏家、クララロックモアの名前を冠したテルミン、その名も「claravox centennial」

「claravox」とは、「クララの声」。

写真の右がクララさん、左はこのテルミンの製造元であるMOOG MUSICを創ったロバート・モーグ博士。
名演奏家クララさんの演奏はこちら。
このテルミンは、テルミン発明100周年を記念して作られたこともあり、パッケージにもイベント感満載!
開けると、クララさんからのメッセージが!

時を超えて届いた声

箱にはこんな仕掛けが随所に。

中でも私の心に残ったメッセージがこちら!

翻訳を転載します。

「何を演奏するにも、その前に音楽に魂を込めなくてはなりません。
そして勇気も必要です。テルミンを演奏することは、
安全ネットのない空中ブランコに乗るようなものです。
うまく着地できるかどうか分からなくても、リスクを取ってジャンプするということになります」

 

ですよねー!!

ありがとうクララさん!!

落ち込んだりもしたけれど、私は元気です!(某映画のキャッチコピーより)

 

テルミン大学で生徒さんに言ったりすることもよくあるのですが、探り探り、恐る恐るやっていては

いつまでも探り探りしか弾けない。思い切ってやって失敗して、じゃあ次はもうちょっとこうしてみよう、と繰り返すことでしか上達できない。

クララさんの言葉を胸に、誰よりも空中ブランコから落ちまくっていく所存です。

さあ、今日も弾くわよー!

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