みなさまこんにちは。
今年もカウントダウンが近づいてきましたね、街角マチコです。
12月上旬に、私のテルミンの師匠が久しぶりにテルミンのライブをします。
竹内正実「復活のライブショー」
何とも意気込みを感じるタイトルです。
大阪と東京で、復活のライブショー。
このライブの告知があってから、なぜかずっとソワソワしてしまいます。
私の師匠は、ロシアに渡りテルミンを習得して日本に広めたテルミンの第一人者、竹内正実氏です。
復活、というのは、2017年のクリスマスコンサートの最中に脳出血を患ったのです。
その後、右半身に麻痺が残り、その後も後進の指導にマトリョミンのギネス記録など、絶えず新しいことをされていました。その傍らリハビリに励み、ついに利き手であり、テルミンの音程コントロールをしていた右手と、音量コントロールの左手、役割を左右逆転させて、左利きのテルミン奏者として演奏活動を再開されたのです。
そのあたりのことが詳しく書かれたインタビュー記事が最近発表されたので、テルミンに興味のある方は、ぜひこちらを読んでから先に進んでください!
左手でのテルミン演奏
現在放送中の大河ドラマ、『鎌倉殿の13人』では、本編終了後に放送される『大河紀行』でテルミンの演奏を担当されました。
これが、初めて世に出た師匠の左手での演奏です。
また師匠の新しい録音物を聴くことが出来るなんて、いちファンとして本当に嬉しかったです。
先日、オリジナル・サウンドトラックが発売され、朝起きたら、まず聴いています。
朝日を浴びながら、サントラを流し、朝日に照らされた床のホコリを一掃してから1日が始まります。
急に私の話になりましたが、やはり、じっと楽器に向かい、己と対峙する時間も大事なものですが、永遠の憧れの存在があるというのも幸せなことなのです。
なんて思いながらサントラを聴いています。
今回は私の師匠をたっぷりとご紹介させていただきました。
大河ドラマの進行とともに、年末気分と、年末進行を乗り切る気分とを盛り上げていきましょう~