光の祭典「TOKYO LIGHTS 2022」に行ってきました

東京の明治神宮外苑を舞台とした光の祭典「TOKYO LIGHTS 2022」が、悪天候に見舞われた9月に引き続き、11月11日(金)~13日(日)に開催されました。

このイベントは、プロジェクションマッピング国際大会のファイナリスト作品の上映と、光や音楽で彩られた光の祭典から構成されています。

『TOKYO LIGHTS』とは

2021年より始まった『TOKYO LIGHTS』は、東京の新しい風物詩として未来へのメッセージを発信する光の祭典です。

TOKYO LIGHTSの『LIGHTS』には、未来の可能性を示す「ビジョン」、表現技術を示す「先進性」、これからを担う「人材」、それらを育み集まる「コミュニティ」など様々な意味が込められています。こうした「光」を集め、その化学反応によって輝く希望のメッセージを東京から世界へ届けるイベントです。

目玉となる世界最大級のプロジェクションマッピング国際大会は、世界各国から集まった作品が聖徳記念絵画館という歴史ある巨大な建物へ投映され、圧倒的で上質な映像体験ができる貴重な機会となります。
光の祭典エリアでは、非日常感のある光の世界を旅する様に、光のアートや先進的なエンターテインメントコンテンツが配置され、エリア全体で多種多彩な体験をすることが出来ます。
https://tokyolights.jp/ より

入場料金は無料ですが各日先着予約となり、
プロジェクションマッピング観覧エリア+光の祭典エリア 発行 1,800枚/回のチケットと
光の祭典エリア 発行 5,000枚/日のチケットがありました。

私は2日目の「光の祭典エリア」のチケットで入場しました。

なお、当日の使用電力は自家発電を使用することにより、電力の供給に影響や追加の負荷を与えないよう工夫されているようです。
燃料の一部にバイオ燃料を使用することにより低炭素の取組を進めているとのことでした。

会場内にはトヨタ車が何台かあり、燃料電池車、電気自動車などの電気も活用されていました。HTT<電力をH減らす・T創る・T蓄める>の理解や普及促進の取り組みがされていたようです。

昨今、こういった取り組みはとても大事になってくるだろうなと思いました。

実際に行ってみて思ったこと

会場の入り口から始まり、いたるところにインスタレーションが広がり、テーマパークのような雰囲気があってとても楽しめました。

ライティングやレーザー、LEDバー、メッシュへのプロジェクションマッピングなどで広く空間を使い、プロジェクションマッピング国際大会のファイナリスト作品が日に二回程度開催されていました。

それぞれ海、森、空とテーマがあり、雰囲気の違う演出となっていました。

海のエリアは広く使われており、ゆったりとした雰囲気。森のエリアは一輪車に乗ったパフォーマンスがいたりと、タイミングによるようですが、サーカスのような雰囲気でした。空のエリアは飲食スペースにもなっていました。

私のいた場所からは、プロジェクションマッピングは見切れており、音も外の演出のものと混ざってしまっていたのが残念でしたが、各コンテンツの距離感を考えると、プロジェクションマッピング上映中は他の音は抑えてくれたらもっと見やすかったなと思いました。

プロジェクションマッピングの上映は、各1分間と短いのですが、CGのクオリティが最早映画並のものばかりでした。
解像度も高く、迫力がある上映となっていました。

どのコンテンツも映画の序章のようなものが多かったです。

今回のテーマは「Life」だったようで、なんらかの生命体や植物をコンテンツに入れ込んでいるものが多かったです。
コンテンツにアニメ系じゃない人間を入れ込むのは、海外の感覚ならではだなぁと思いました。

自分だったらどう作るだろうと考えたり、こういうのやってみたいと思えたりのきっかけにもなり、行ってみて良かったです。

こういったイベントがもっと国内でも地域を巻き込んで開催できるような世の中になったら良いなと思いました。

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名久井 咲
1988年生まれ。東京を中心に活動するデザイナー、クリエイター。
主な活動内容はプロジェクションマッピングやレーザーマッピングによる空間演出と、グラフィックデザイン、Web制作、映像制作など。
オリジナルキャラクターのLINEタンプやグッズも販売。

プロジェクションマッピング : https://nakuisaki.info
LINEスタンプ : https://store.line.me/stickershop/author/1662
オリジナルグッズ: https://nakuisaki.booth.pm
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