まいど!藤潤です!!
あたかも洋々たる前途に暗雲が立ち込めたような出だしとなった今年の始まりでしたが
徐々に回復してきております!
本調子とは言えないまでも、体力も戻ってきて食欲もバッチリ。
胃が縮んだせいか量はさほど食べられませんが、
以前のように食べているとあまり健康的ではないので、これがほどほどかもしれません。
病気が原因での減量ですから、健康的とは言えませんが
意図せずしてダイエット出来たと前向きに考えることといたします(笑)。
恵比寿神社
さてさて、1月といえば「えべっさん」こと恵比寿さまでおなじみの「えびす講」が伊賀でも行われます。
兵庫県西宮市の西宮神社で行われる、いわゆる「福男選び」もえびす講のイベントの一つとして
ニュースをにぎわせていますね。
伊賀の「えびす講」が違うのは西宮神社など大きなところが
「十日戎(とおかえびす)」(1月10日前後に開催される)のに対して
「廿日戎」(はつかえびす)」(1月19・20日に開催される)であること。
これが普通と思っておりましたが。。。なんでやろ??
また調べてみます!
ちなみにお隣の名張市は「八日戎(ようかえびす)」(2月7・8日に開催される)。
それぞれの土地に根付いた独自の文化が異なる開催日となっているのでしょうか。
なお名張の八日戎は海の幸と山の幸を交換した名残で、
周辺ではハマグリを販売する屋台が並ぶんだとか。
これも伊賀の廿日戎では見られない風習です。
えべっさんといえば縁起物。
というわけで今年も熊手をいただいてきました!
早速店の神棚に飾っております。
今年も商売繁盛となるようより一層頑張りますので、どうぞよろしくお願いいたします!!
さらに磨くべき組紐職人の仕事
新年早々の一休みとなりましたが、その間もいろいろ考え、また考え直すこともありました。
前回のブログの話と相反するようですが、今年は百貨店等への出展は減る、と思います。
これも残念ながらコロナ禍が長引いたことの影響とも言えます。
たとえばこれまで出展していた百貨店催事がなくなってしまったこと。
詳細はよくわからないのですが、何年も出展を続けていた催事の出展案内が届かない、なんてことがありました。
百貨店催事は基本的に売り上げの良し悪しで次回の出展が決まるようなところがあるので
昨年の売り上げ不振が原因かと思いましたが、
調べたところ、そもそもの催事自体が開催されない様子。
催事がなければ出展のしようがありません。。。
出展が減る、ということは伊賀に留まる時間が増えるということですから
そこですべきはさらなる技術の研鑽。
職人人生に終わりはないと思っていますので、やるべきことはそれのみ!
技術を磨くことが我々が作るものを使ってくださる皆様への誠意でありますし
数は減るとは言え、なくなるわけではありませんから
お会いする皆様との関係も深まるのではないかと思います。
ではさらに磨きをかける技術とは何かというと、それは
下準備!!
これまで様々なお客さまに
「この帯締めの組み方は~」
といったことを説明してきましたが、
主に紐を組む作業のことを説明する機会が多かったように思います。
しかし!
組紐職人の仕事というのは紐を組むだけが仕事ではないのです。
紐を組み始めるために必要なもの、それは糸。
糸がなければ紐にすることも出来ません。
その糸の準備をするのもまた、組紐職人の仕事の一部なのです。
糸は真っ白な糸を糸屋さんから買うのですが
染めの準備をしてそれを染め屋さんに持って行かねばなりません。
そして紐を組む前の状態がこんな感じなのです。
本当に恥ずかしいことなのですが、実はその糸の準備は少し苦手意識があったのも事実。
そんな自分と向き合い、苦手意識を克服していかねばならぬ。。。と改めて思った次第であります。
思い立ったが吉日!
既に行動は始めております!!
いずれ皆様により深い話が出来る日がくることになりましょう!!
どうぞお楽しみに!!
それではドロンします!!
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2023年
3月23日〜27日 石田節子呉服店(潤全)
4月15日・16日 大大阪キモノめ~かんえぽっく(潤全)
5月26日~28日 きもの円居(恵子)