拝啓、ジョン・ケージさま #85

雨が多い毎日、いかがお過ごしでしょうか?

6月といえば

今年も梅シロップを仕込みました。

梅を冷凍すると7日で出来ると梅の袋に入っていたパンフに書いてあったので、今年は冷凍でやってみました。ドキドキ。

毎日瓶をコロコロして様子の変化を楽しむのもいいのですが、早く飲めるのもまたよし。

そして、6月と言えば!

毎年出演させていただいている屋外イベント、

「東京蚤の市」

今年も3日間開催された東京蚤の市。最終日、日曜に出演しました。会場は立川の昭和記念公園。

お天気にも恵まれて最高でした!

たくさんのフードや雑貨のお店が出店して、入場券1300円が必要ですが、会場に入ると2つのステージで行われているライブも、全部無料で見られるという夢のような1日。私も出番が終わってからぐるりと一周散策して、手ぬぐいやお菓子を買いました。

パントマイム手回しオルガンマリンバも会場あちこちで演奏していたり、シャボン玉ショーは遠くから見ても大興奮の光景です。

そんな蚤の市に出るときは、毎回必ず新しい曲をやるようにしているのですが、今回はちょっと毛色の違ったものをやってみたのです。

偶然からうまれる音楽

ジョン・ケージの「4分33秒」という曲をご存じでしょうか?

そもそも、ジョン・ケージという音楽家をご存じですか?

ジョン・ケージはアメリカ生まれの、前衛的な現代音楽家です。
1912年に生まれ、1992年にその生涯を閉じるまで、様々な実験的な音楽を世に送り出してきました。その中で最も有名な曲が「4分33秒」という曲です。

演奏者には「休み」という指示だけが与えられ、4分33秒の間、何も演奏せず、その空間に流れる音が曲なのです。雨の音、風の音、風にゆれる木の音、観客のどよめきなどが聴こえてきたそうです。

そんな「4分33秒」のオマージュとして、「0分33秒」をテルミンで演奏しました。(正確には、演奏しませんでした。笑)

それを演奏したことで、もっとジョン・ケージのことが知りたくなってきてしまいました。少しネットで調べてみただけでも、キノコの研究家でもあった等気になる情報が出てきました。

ジョン・ケージのドキュメンタリー映画。週末にこれを観ようと思っています。

出典:ドキュメンタリー『ジョン・ケージ 音の旅』 アラン・ミラー&ポール・スマチュニュイ監督(+特典映像)(日本語字幕付) | HMV&BOOKS online

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