こんにちは、菊水酒造です!
“眠りの森の美女”と聞いて、
みなさんの頭に浮かぶのは、あのストーリ―の主人公の美しい寝顔でしょうか。
実は、眠りの森の美女と形容される日本酒が、菊水酒造にあるのです。
それは、『蔵光ヴィンテージ(2017BY)』。
菊水という名の酒米を23%まで磨き醸した純米大吟醸酒『蔵光』を、
静かに貯蔵したヴィンテージ日本酒です。
“眠りの森の美女”な日本酒を言い表すと…
この『蔵光ヴィンテージ(2017BY)』を“眠りの森の美女”と形容してくれたのが、
JSA認定ソムリエ、C.P.A.認定チーズプロフェッショナルとして幅広く活躍し、
日本酒とチーズのマリアージュを伝えるアサノノリエさん。
このように言い表してくださいました。
一般的な同じヴィンテージの日本酒と比較すると色が付いておらず、いい意味での若々しさを感じるお酒です。それは23%という高い精米歩合まで磨きあげ、余分なものをそぎ落とした酒米を使用しているからにほかなりません。そして、温度管理された低温貯蔵庫でじっくりと栓が開けられる時を待っていたことを感じます。
言うなれば『蔵光ヴィンテージ(2017BY)』は眠りの森の美女。丁寧に醸され、静かに時を重ねて、満ちてゆく美しさ―― そんな例えがとてもよく似合うお酒だと思います。
年代もの特有の強い香りではなく、とても穏やかな香りで上品な印象を受けました。気品がありこなれた印象で、新潟の特産品であるルレクチエを思わせます。ほかにもマスカットやハーブ、青草を連想させる香りも特徴といえます。
なんて素敵な表現なんでしょう…!
アサノさんの表現は、
味や香りを連想させるものを具体的にあげることで想像させつつ、
その酒がまとう雰囲気までも伝わってきます。
チーズと日本酒の良い関係
チーズとお酒に関する豊富な知識をもつアサノさんに
おすすめのチーズと日本酒との食べ合わせをおしえていただいたのですが、
その中でもおいしさに衝撃を受けた食べ合わせをお伝えします!
【シェーブルチーズ× 酒粕ハニーと『蔵光ヴィンテージ(2017BY)』との食べ合わせ】
シェーブルチーズ「クロタン」は熟成具合がちょうどよく、『蔵光ヴィンテージ(2017BY)』の熟成度合ともバランスがよいのでそのままでもおいしいのですが、さらにおいしく味わえるのが酒粕とハチミツを1:2くらいの割合で混ぜ合わせて作る「酒粕ハニー」です。
これをシェーブルチーズに添えると、山羊乳の独特なクセや酸がまろやかになり、食べやすくなりますし、チーズとヴィンテージ日本酒との繋ぎになってくれます。
シェーブルチーズも『蔵光ヴィンテージ(2017BY)』も、
非日常感と特別感があるという点が共通していますよね。
とっておきの日にあじわいたい食べ合わせです。
日々のがんばりが報われた日、記念日、おめでたい日…
そんなとっておきの日に、“眠りの森の美女”が寄り添えたら幸せです。
アサノさんが語る「日本酒とチーズの相思相愛の関係」
https://kikusui-kamosudemitasu.com/magazines/0xav-ilve_la/
『蔵光ヴィンテージ(2017BY)』