仕事は手段だと、私はそう思っている。

ココスタイルウエディングで一緒に働く仲間が増えました

左があおいさん。右は私。

最近一緒に働くメンバーが増えました。その名も、あおいさん。北海道在住の29歳。笑顔が素敵な女性です。

実は、あおいさん。2年半前に私が担当させてもらった新郎新婦さんなんです。北海道十勝の秋晴れの日。気温25度という、10月としては驚くほどの小春日和に恵まれた日でした。

あおいさんとの出会いは、ふたりが結婚式をする約2か月前。「今からでも間に合いますか?」そんな急な(!)問い合わせからのスタートでした。

短い時間の中で、それはとても濃い数か月を過ごしました。
初めて行われる会場なだけに、先が見えないこともたくさんあったはずですが、あおいさんは(旦那さんも!)何一つ不安がることなく、お任せですという姿勢でこちらに体重をかけてくれて、それがただただうれしかったのを覚えています。

そして無事お開きになったその後。

「この結婚式を通じて、荒井さやかさんに出会ったことで人生が変わった」と、そんなことが書かれた長文のメールをくれました。

まさかその数年後、こうやって一緒に働くことになる日がくるとは、誰も想像しなかったよね。

あおいさん、決断してくれてありがとう。これからどうぞ、よろしくね。ココスタイルウエディングに合流してくれたことで、あおいさんがあおいさんらしい人生を歩めるように、私は家族のように応援していきたいと思っています。

「この仕事を通して」一緒に、いい人生を歩みましょう。

 

仕事は手段だからこそ

「仕事は手段だから」と私はいつもスタッフにそう言い聞かせています。仕事をすることを目的にしてはいけない。言葉にすると当たり前のことを言っているようなんですけどね。

でも。これが、なかなか難しんです。実は。

「仕事が手段だから」という本当の意味は、仕事とプライべートの境界線を極限までなくすということだと私は解釈しています。そうやって表現すると、つまりそれってプライベートに仕事を持ち込むこと?と思われがちなんですが、まったくそれとは真逆。むしろ仕事にプライベートを持ち込んでやろうって感覚です。

仕事を「しなければいけない」と思って煩うこともなく、仕事だからと「言い聞かせることもなく」。仕事を通して、本当になりたい自分になるための方法だと考えているんですよね。夢をかなえるための手段といってもいい。もっと言えばココスタイルウエディングの仕事を利用してもらい、どんどん踏み台にしてもらいたいと思っているわけです。

仕事だから…と我慢する必要はまったくなく。仕事を通して、こう生きていきたい、ここに住みたい、この人に会いたいを実現してほしいのです。だからたくさんの夢をスタッフからは聞きたいな。そのためにココスタイルの仕事をうまーく生かしてもらえるように支援するのが私の仕事なのです。

 

ところで最近、事業計画書を作り直してみた。

最近事業計画書を精査しました。

数か月かかって税理士の先生と整理した事業計画書。

VALUEはとても悩みました。

 

この計画書を作る上で、ココスタイルと関わる人へどんな価値を提供できるのかについて改めて考えてみたんですよね。

VALUEの答えや正解は会社の数だけ存在してもOKだと思っているのだけど、じゃあそんな中で、ココスタイルが一体「何を提供したいか?」という話なわけで。正直福利厚生や、安定安心感では勝負できないので、下記ように考えてみた。

結婚式という素晴らしい時間を事業として取り扱っていること。私自身がママをしながらもプランナーを続け、生きていて感じるすべてを仕事に生かせていると感じる心の充足感があるということ。大げさだけれども、自分が存在している意味や生まれてきた価値を、この仕事をするときは、よく考えることができること。

それ自体を、ココスタイルの価値つまり、VALUEにしたいなと考えたのです。

出張にいくために、空港でしばしのお別れ。また数時間後に会おうねと約束してハグしました。

 

一緒に働くスタッフへのVALUE。

「自分らしく働き、人生を構築できることができる」

これが私が一緒に働くスタッフに伝えたい、この仕事の一番の価値です。

 

私もまだ、毎日模索中なわけで。

とはいえ、VALUEをうたっていても、私もまだまだそこに至るまでは、試行錯誤中で。うまくいったり戻ったりの繰り返しです。でもね、人生は試行錯誤だから楽しいんだよね笑。

お子様ランチが似合うお年頃に。

 

「仕事は手段」

なんか前も似たようなタイトルの記事を書いたような気がしますが、それぐらい思いはぶれていないってことなんですよ。いまは、娘とお子様ランチを食べている時間がとっても幸せだし、幸せな時間を、もっと贅沢に味わうために、私は今の仕事を生かして、生きたいように生きてみたい。

自分の心に「満足しているかどうか」はちゃんと問いかけて毎日過ごしたいなと思っています。それを、一緒に働いているスタッフとも分かち合えたらこの上ない幸せです!

毎日できることを、コツコツと。飛び級せずに、明日もがんばろうと思います。

それでは今日はこの辺で。

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荒井さやか(http://www.ccsw.jp/)
1984年5月21日生まれ。北海道札幌市のフリーのウエディングプランナー。ふたりらしいオリジナルウエディングをプロデュースするCoco style WEDDINGを運営している。結婚という人生の節目に行われる大切な通過儀礼「婚礼」をきっかけに、改めてふたりらしさを引き出しながら今後の人生に役立つ糧を提供することが 私のミッション。

twitter▶ https://twitter.com/araisayaka

Instagram▶ https://www.instagram.com/cocostylewedding/

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