謎の稚魚とマグロの話

こんにちは。スズキリです。

GW前半、弾丸でマグロを釣りに行ってきたのですがその結果、めちゃくちゃバズるという平成最後の珍事件がありましたので、今回はその様子を書いてみたいと思います。

今回のGW、作業が詰まっていたものの4日ほど空きを作れたので沖縄県でマグロを狙ってきました。マグロは事前情報ではかなり厳しい状況とのことで、最近出た船で1匹も釣れなかったパターンも多いそう。

 

沖縄、夢のような景色です!

 

沖縄での釣りスタート

まずは近場を船で探ってみるも全く反応がなく、餌でなんとか

ミーバイ(ハタ)

 

30cm後半くらいのミーバイ。そしてトローリングで

 

イケカツオ

 

刺身で美味しい40cm後半のイケカツオ。厳しい釣果ですが、美味しい魚をキープできてまずはひと安心。そしてマグロのいるパヤオ(漁礁)へ。

キハダマグロ

 

開始してすぐ2〜3kgのリリースサイズが2連続で上がり、幸先がいいかと思いきやその後ジグ(ルアー)での釣りは全く反応なし。餌への反応も悪く怪しい空気が漂います。

 

シイラ

 

たまに鳥が集まる場所にルアーを投げ込むと金色のシイラが連発しました!なかなか美味しい魚です。

 

Dear Monster MX-6、MX-6+

オプションのロンググリップ仕様

 

今回使っているのはMONSTER KISSの「Dear Monster」というロッド。分解すると50cmほどになるので機内持ち込みも可能、グリップの部分を組み替えて狙う魚や状況に応じてセッティングをかえることができる優れもの!今回の魚たちを余裕で釣り上げるパワーも持っています。旅が楽しくなるアイテムですね。

その後反応がないまましばらく経ち、餌に反応が!何十分もかけて上げてくると……

デカそう

デカッッ!

 

頭にはまっているのは「バケツ」と呼ばれる器具。大きなマグロがかかった時に糸を伝わせ頭に嵌めることで動きを鈍らせる効果があります。使っているところ、初めて見ました 笑

 

40kgクラス!

 

上げてみるといいサイズ!今回は餌ですが、このサイズをルアーで釣りたいですね。

 

 

重すぎて全然持ち上がりません!

 

謎の稚魚が登場

 

 

持ち帰るマグロはその場で締めて血抜き、内臓抜きを行います。その際にマグロから出てきた小魚たち。イカや魚に混じって、大きな魚の目玉のような異物があります。

!!???

 

これは一体、、、!?

 

 

目玉かと思ったら魚でした。漁師さんも見たことがないというこの魚、柔らかそうに見えてかなり固く、ナタデココというか寒天というかスーパーボールというか……正面からみるとウサギのようだし、気になる存在でした。持ち帰っても仕方ないと思い他の魚と一緒に海に戻してしまいましたが、今思うと持ち帰った方がよかったのかもしれません。

 

稚魚、大人気

 

 

正体のわからない生き物をツイッターの詳しい人たちが教えてくれる流れがあったので、この魚の正体もわかるかと思い投稿したところ「可愛い」という反応で予想外に拡散され大変なことになってしまいました。

流れをtogetterにまとめていただいたのでぜひ見てみてください!リンクはこちら

あちこちでネットニュースになったり、台湾や香港でニュースになったり、日本でもいくつかTVニュースになったり、稚魚大人気でした。

 

鈴木龍之介さん、、 (画像:テレビ朝日 モーニングショー より)

 

一瞬で終わるかと思いきや、3分くらいかけてじっくり放映されたのでビックリしました 笑

 

 

今回一番ほっこりしたのはこれ。香港のネットニュースの見出しですが、「日本網民」「超可愛幼魚」という印象的すぎるフレーズ。超可愛幼魚、積極的に使いたいですね。

 

マグロの卵!?

 

釣ったマグロをすぐに食べるのも楽しみのひとつ。手前がマグロの内臓の炒め物、奥が心臓と肝の刺身盛り!(他の魚も乗っています)

 

 

こちらは肝焼き。僕はレバーが苦手なのですが、先ほどの刺身もこの肝焼きも全く癖がなくつい食べすぎてしまいます。

 

これは甘辛いタレで卵を揚げたもの!マグロの卵、もっと大きいのかと思いきや明太子のように小さい粒が膜で繋がっているようでした。ホクホクとした食感でお肉のような風味。またすぐに食べたくなる味です。

 

 

最後は炙った握りで締め。この後釣ったマグロを友人宅に送りホームパーティをしたりと、短いながらも充実したGWになりました!

 

また珍しい稚魚が見つかったら海に戻さず保管しておこうと思います。ではまた。

□ ANOTHER STORY

SHINGO KURONO

ケルトの笛 hatao

こやけん

SHINGO KURONO