こんにちは、名久井咲です。
思いもよらなかった新型コロナウイルスの影響で、仕事に支障が出ている方はとても多いと思います。私自身も、プロジェクションマッピングという、イベントや観光、プロモーションに多く使われる事業がメインのため、オリンピックに伴う案件はもちろん、夏まで来ていた話は全て白紙となりました。
また、プロジェクションマッピングの他に行っているグラフィックデザインの仕事に関しては、お取引先には飲食店が多いのでとても厳しい状況です。オンラインが強くなる中で、web系に関しては、需要は増えると思いますが、急ぎのあまり簡易的で低予算のものが増えると思っています。
そんな中、様々な政策や二転三転するものがある中で、個人事業主である私が申請しようと思っている「持続化給付金」についてまとめていみました。
「持続化給付金」とは
新型コロナウイルス感染症の影響により、売上が前年同月比で50%以上減少している、資本金10億円以下で中堅企業以下の法人と個人事業者が対象の現金給付です。
この法人というのは、社会福祉法人などの企業以外の法人も対象のようですね。民間組織を通じて受付を開始し、2週間程度で給付することを目指すそうです。
給付額の上限は、法人200万円、個人事業者100万円です。
「受け取れる人」「給付額の上限」簡単にまとめると…
■ 受け取れる人
・ 大企業以外の法人全般
・ 個人事業者
■ 給付額の上限
・法人200万円まで
・個人事業者100万円まで
■ 受け取れる額の計算方法
前年の総売上ー(前年同月比から50%以下の今年の月×12ヶ月)
(例1)例えば2019年の一年間の売上が380万円、2019年の3月の売上が34万円と想定します。
そして2020年の3月の売上が3万円の場合の計算をします。
380万円-(3万円✕12ヶ月)=344万円
この場合、個人事業者の上限が100万円なので、申請額は上限の100万円、法人の場合、上限の200万円となります。
(例2)例えば2019年の一年間の売上が1000万円、2019年の4月の売上が160万円と想定します。
そして2020年の4月の売上が80万円の場合の計算をします。
1000万円-(80万円✕12ヶ月)=40万円
この場合、申請額は法人でも個人事業者でも40万円となります。
■ 準備するもの
※4月20日時点では発表されていません。
何が必要になるかはわかりませんが、マイナンバーカードがあると、住民票をとることになったとしてもコンビニで発行できるので準備が早いかとは思います。
それから、昨年度分の確定申告のデータや収入の証明ができる通帳、帳簿などもあると準備しやすそうな気がします。
■ 申請方法
・ インターネットから
※4月20日時点では詳細はまだのようです。
■ 申請から受け取れるまで
・ 今月末に発表予定
・ 来月5月から申請開始予定、
・ 申請から2週間程度で受け取れる予定
さいごに
仕事上可能な方は、今直ぐじゃないと駄目でない限り、自分のためにも他の人のためにも自宅にいるようにしてほしいなと思います。
収入がない中で自宅にいると、生活が困窮してきて精神的にも病むかと思いますが、こういった給付金や、生活保護を頼るという手段もあるかと思います。
また、引きこもることや、一人になることに慣れていない人たちにとっては、慣れないライフスタイルに苦しむとも思いますが、今は人に会うことよりも、今後を見据えて命を優先してほしいなと思います。
私自身も、外にさえ出ればできる仕事がある中で、自宅にいて無収入に近い状態になっていて、毎日先行きも見えず不安で仕方ありません。
ですが、貯金や給付金などで生活できる、とりあえず見えている先の生活だけでも、命を優先していきたいと思います。
その間に、何か今だからできる仕事の形を見つけられたらと思い、生活していこうと思います。
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名久井 咲
1988年生まれ。東京を中心に活動するフリーランスデザイナー。
主な活動内容はプロジェクションマッピングやレーザーマッピングによる空間演出と、グラフィックデザイン、Web制作、映像制作。
ウサギやネコのほんわかとしたキャラクターのLINEタンプやグッズも販売。
プロジェクションマッピング : www.nakuisaki.info
LINEスタンプ : https://store.line.me/stickershop/author/1662
オリジナルグッズ: https://suzuri.jp/sakinakui
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