「新横浜ラーメン博物館」という夢の国

こんにちは!
ラーメンインタビュアーの岡崎美玖です。
一段と寒さがました今日この頃ですが、皆様体調はいかがでしょうか。

久しぶりに「新横浜ラーメン博物館」へ

先日、約5ヶ月ぶりに新横浜ラーメン博物館へ行って来ました(ご無沙汰です)。

 

「ラーメン博物館とはなんぞや??」という方のために少しご説明を。

新横浜ラーメン博物館(以下、ラー博)は世界初のフードアミューズメントパークで、
全国各地の有名ラーメン店舗を中心に、ミュージアムショップや駄菓子屋喫茶店スナックなどを併設しており、文字通りの「ラーメン博物館」。

いわば、全国各地のラーメンを飛行機や新幹線に乗らずとも食べに行けるという夢の国なわけです。

いつ来てもワクワクが止まらない館内

さて、中に入ると壁一面に過去の様々なラーメン雑誌が飾られていたり、ラーメンの歴史が壁一面年表でずらり。
ラーメンの文化までしっかりと学べてしまうという、まさにミュージアムな空間…!!

初めて訪れたのは大学3年生の時なのですが、感動とドキドキが止まらず何時間もいて資料を読み漁っていたっけ。

 

しっかり年パス持ちのオカザキです

 

地下へ降りると、一気にタイムトラベルしたかのようなノスタルジックさに包まれた昭和の下町風景が。
日清チキンラーメンが発売開始された昭和33年当時の街並みを再現しているのだそう。

現在8店舗のラーメン店がラー博で営業されているのですが(以下リスト参照)、今回は迷いに迷って2店舗へ!

深夜でも行列必至!博多の名店『八ちゃんラーメン』の味を横浜で

さて、1杯目に選んだのが博多の名店『八ちゃんラーメン』。

食べ歩きをする人用に、ミニラーメン(600円)が用意されているのは嬉しい。

 

1968年の創業以降、50年間本店のみでの営業を続け、夜21時~深夜2時半のみの営業時間にも関わらず、連日連夜多くの人が訪れるという超人気店。

なんと25年かけてラー博が誘致したのだとか…!!

ザラリとした舌触りが印象的なスープに、かた茹での麺がバッチリと決まり、
何と言っても強烈な濃度に圧倒されるオカザキ。

紅生姜を加えて食べれば本場の味がここ、横浜で食べられてしまう…!なんと幸せなのでしょうか。

44年ぶりに復活を遂げた伝説のラーメン『淺草來々軒』

2杯目に選んだのが『淺草來々軒』。

明治43年創業、日本初のラーメンブームを巻き起こした幻のラーメン店『淺草來々軒』。
この幻のラーメン店が、なんと44年て時を経てラー博に蘇るとのことで、レセプションに参加させていただきました。

鶏・豚・野菜のベースに煮干が加わり、素材の旨味が凝縮された熱々なスープ。
一口飲めばじんわりと包み込まれるような優しさに思わずうっとり…
全てのバランスが美しく、ホッとどこか安心させてくれるような一杯。

当時の味を証言や資料をもとに徹底的に調査し、『支那そばや』さん協力のもと、再現されたという來々軒のらうめん。
こんな美味しいラーメンが当時あったなんて…!と想像するだけでワクワク。もう感無量です。

 

他にも食べたいラーメンが山ほどあるのに(何ならば制覇したい)、この日のコンディションが2杯が限界で3杯目は惜しくもいけず…2杯で終了。

悲しい〜〜!また次回に持ち越し。なぜ人間の胃は一つしかないのでしょうかと問う日々です。

というわけで今回は、だんだんと寒さが増してきたこの時期に一押しのラーメンスポットをご紹介してみました 。

中国発祥の伝統的な製麺技法「青竹打ち」体験コーナーなどもあるので、ぜひご家族や友人と一緒に行ってみてくださいね。

 

新横浜ラーメン博物館の公式HPはここから

 

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【連載】オカザキは1000円で幸せになる。
ラーメンインタビュアーとして活動する岡崎美玖が、1杯約1000円で幸せを届けてくれる「ラーメン」を軸に様々な話題をお届けします。

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ラーメンインタビュアー 岡崎美玖

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