新刊『へんてこパンやさんとつくろう! 12つきのおはなし&パンレシピ』

こんにちは、料理創作ユニットのGomaです。

2020年11月13日、新刊「へんてこパンやさんとつくろう 12つきのおはなし&パンレシピ」が、フレーベル館より出版されました!

数えたらこの本で20冊目!わーい!

 

『へんてこパンやさん』というのはGomaの絵本の名前。
アイデア豊富で面白いパンを考えるのが大好きなきつねさんと、物知りで研究肌(で、ちょっとオタク気質の)ねずみさんによるパンやさんが出てきます。

目次ページから抜粋。

 

そもそも『へんてこパンやさんシリーズ』はフレーベル館が出版している保育園・幼稚園向けの絵本『キンダーメルヘン』から生まれたシリーズ。
運よく市販化され、現在『へんてこパンやさん』『おばけカレー』『チョコのたね』『しましまジャム』の4冊が刊行されています。

特徴としてはどの絵本の食べものも本物の写真が使われていること、そして巻末にレシピがついていること。

絵本の中の食べものをよりリアルに感じてほしい!そしてできたら作って食べてほしい(笑)という願いを込めたGoma流「おいしい絵本」です。

「へんてこパンやさん」シリーズの絵本たち(キンダーメルヘン)。左下の「いたずらかぼちゃ」だけはまだ市販化されていません。きつねのカオがちょっとづつちがうのはご愛嬌…..(笑)

 

今回のレシピ本でも主要な食べもの部分は基本的に実写。作り方部分も絵と写真が入り交じっています。

絵本部分はこちら。お話もそれぞれのパンに繋がります。

 

作り方ページはこちら。

 

1月から12月の季節をテーマにした絵本のお話と、それにまつわるパンのレシピが交互に見られるのですが、この絵本の世界観をレシピページに繋げながら本にするというのが思っていたよりもとても大変でした。

こだわったのが「いかにわかりやすく、そして誰でもおいしいパンを焼けるように」ということ。
パンは、作る環境の温度や湿度、材料の状態、そして生地の作り方によって同じ材料でも全然違ったものになることもあるぐらい変化があり、そのせいで失敗もしてしまったりすることも。その為に事前に書いたパンの特徴の話では、完全マジメモードでいろいろと書かせて頂きました。

最初の方に文字がわーっとあるので、ビビる方もいるかも、と思いつつ大事なことだからたくさん書きましたよ〜。

 

レシピ検証ではアラキ息子の中2男子にも全部1人で作ってもらったりもしました。

 

2歳男子は試食専門…..。

 

製作期間中、編集さんやデザイナーさんをだいぶ苦労をかけつつ完成したので感慨もひとしお!
レシピ試作から撮影期間に至るまでかなりの時間を費やしたので、思い出深い1冊となりそうです。

親子向け、とは言われていますが、Gomaとしては限定する気持ちはあんまりなくて誰もに読んでほしい、作ってみてほしいと思っています。

 

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