初めての金継ぎ
少し前のハナシになるのですが、ゴマーズ、初めての金継ぎに挑戦してきました。
場所は府中にある「あそびのアトリエZuccoRocca(ズッコロッカ)」。図工の先生をされているみずのさやかさんと音楽家であるシーナアキコさんが共同主宰するプレイワークスペースです。
「オトナもコドモもあそびを通して、感じ・考え・悩み・楽しみ、 繋がり深めあえる場所」というだけあって、子どもはもちろん大人に向けたイベントやワークショップがたくさん!今はこのご時世ということもあり通常よりは限られたイベント体制となっているようですが、でも楽しい催しを体験しに、子どもから大人までたくさんの方が訪れています。
金継ぎの会は山田江美さんが講師となって「ナオソッカ!金継ぎくらぶ」というタイトルで月1回ほど開催されているとか。壊れたお気に入りの器などをどこかで直したいなー…と思っていたので念願叶って参加することになりました。
まずは壊れた部分の修復から
器と割れてしまったカケラを繋げてボンドでくっつけるところからスタート。小さなカケラ、久しぶりに本体にくっついた感じです。
くっついたらパテをつけて、いよいよ新うるしを塗る作業。ドキドキ……。
楽しいのはやはりこの、うるしを塗る作業!
くっつけて美しく生まれ変わる器を見るのは何だか胸がジーンとしてしまう。
金継ぎ体験を終えて。
この時使った「新うるし」は、漆ではない植物から作られた塗料を使う簡易金継ぎで、比較的乾かしやすくかぶれの心配も少ないので最近よく聞いたりしてたのですが、なるほど短い時間で金継ぎ体験をするにはちょうどよい材料だと思いました。
ただ本物の漆と違って熱に少し弱かったりするなどの点もあるようなので、機会があればいつか本漆の金継ぎも体験してみたいなぁ……。
壊れたら「どう直すか」を考える
でも壊れたものをまた生まれ変わらせるという文化はやはりいいものだな。
「壊れたら終わり」ではなくて、壊れたら「どう直すか」を考えること。これって人生いろいろにも通じるかもね。これからも割れたらちゃんと保管しておこうと思います(….割らない方がいいに決まってますけどね)。