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発酵文化研究所(運営:株式会社Career Lab) 自身の経験から、日本人の身体に合う伝統的な「発酵食品」を手軽に続けられるようレシピ提供、ワークショップ、食育・腸活アドバイス、各種商品開発を行う。 酒粕料理研究家/発酵マイスター/上級食育アドバイザー/腸活アドバイザー

調理不要。飽きずに続けられる”腸活”食材4選

いつも、ありがとうございます。
発酵文化研究所です。

今年は暖冬ということもあってか、
スギ花粉の飛来も早くなる見込みとのこと。

辛い思いをされる方も多くいらっしゃるかと思います。

私も小学生の頃から、ひどい花粉症に悩まされ、
それによる弊害も多く経験してきました。

腸内環境を整えたことで、
そうした花粉症の症状は現れなくなり、
薬が手放せなかった頃は、遠い昔になりました。

過去記事でも詳細を紹介してます。
「日本の伝統食文化「発酵」との出会いと手に入れたモノコト」

花粉症の方に出会うたびに、 お話をさせていただきますが、
「発酵食品は手間がかかりそう」
「腸活する余裕がなくて」
といったお言葉を多くいただきます。

確かに、材料を揃えて作って世話をして・・・となると、
手間だけでなく、失敗するのでは?といった不安も感じられると思います。

そこで今回は、コンビニでも手に入る、
「調理不要。飽きずに続けられる腸活食材」をご紹介させていただきます。

ご紹介する食材は、
全てを毎日ということではありません。

続けられる食材を、続けられるように取り入れてみてください。


【キムチ】

キムチ風漬物が多い中、
腸内の善玉菌を増やす乳酸菌が豊富な、
発酵キムチも手に入りやすくなってきました。

野菜の食物背にも一緒に摂ることができるので効率的。

発酵により味わいが変わるのも楽しみに一つですが、
乳酸菌が多くなり酸味が苦手と感じたら、
キムチ鍋やチャーハンなど加熱調理がおすすめです。


【納豆】

胃酸に強いとされる納豆菌。
腸まで届いて善玉菌のエサともなります。

納豆菌による発酵により、
大豆の栄養素やタンパク質が吸収されやすくなっているのもポイント。

今では、豆の種類やタレの種類など様々。
違う地域の納豆を食べ比べてみたりなど楽しめます。

タレの代わりに、イカの塩辛や梅干しなどを使うと、
日本酒に合うおつまみとしてもおすすめです。


【もずく酢】

腸内環境を整えるには菌だけでなく食物繊維も大切。

中でも「もずく酢」はおすすめです。
水溶性食物繊維を手軽に摂ることができます。

パックで販売されているもずく酢を活用してみてください。

カットしたキュウリや玉ねぎをプラスするだけで、
とても手軽に酢の物として完成します。

もずくを味わった後に、
残った酢をカットサラダのドレッシングにするのも効率的です。


【豆乳】

とても身近になってきた豆乳。

イソフラボンを摂れると耳にすることは多いですが、
意外にも抗酸化作用も期待できるとされています。

また食物性タンパク質を摂ることができると共に、
腸内細菌の大好物であるオリゴ糖も含まれています。

そのまま飲むのが手軽ですが、
ラテを豆乳に代えてみたり、
スープを豆乳で作ってみたりなど、
少しずつ取り入れてみてください。

【さいごに】

私自身も忙しく、きちんと食事を用意できないことや、
出張先などで自由のきかないこともあります。

そんな時でも、今回ご紹介した食材は、
コンビニなどで購入できるので重宝しています。

腸内環境を整えることは一足飛びにはいきませんが、
少しずつであっても、
日々、腸内細菌が喜ぶものを取り入れることで変化します。

ただし、腸内環境にダメージとなることが、
それ以上になってしまうと逆効果。

そこは、ご自身の未来のため、
バランスを取っていただければ幸いです(*^-^*)