今年もあとわずかですね。皆さん、いかがお過ごしでしょうか?
私は、年賀状を印刷しましたよ。今年会えなかったみなさんに届け~!と、少しずつ書いています。
声を大にして言いましょう、残り少ない2020年、今年は、
テルミン生誕100周年
なんです!
そして、わたくし、最近気になっていることがあるんです。
以前の記事でも少し触れましたが、今年はテルミン生誕100周年!
それを記念してMoog社から「CLARAVOX CENTENNIAL」というテルミン生誕100周年記念限定モデルが発売されるのです!!
CLARAVOX CENTENNIALの音色
卓越した演奏技術によって、テルミンの可能性と音楽性を高めた名演奏家クララ・ロックモアにちなんで名付けられたという「CLARAVOX CENTENNIAL(クララボックス・センテニアル)」。
「VOX」は「声」、つまり、クララさんの声!いいビブラートが聴こえてきそうです。
私が愛用しているEtherWave Thereminも同じMoog社のものですが、本体のフォルムもやや縦長で木製の専用スタンド付き。
初めて見た時から、どんな音がするのか、もう気になって気になって、気になっております。
あんまり気になるのでデモ演奏動画を見てみましょう。
うーむ。わたくしマチコもよく演奏する「月の光」。
前回の「ファーストマン」といい、やっぱりテルミンって月のイメージと結びつくのかもしれません。
国内の楽器屋さんに展示されたら、すぐに試奏に行くわよ!
先日、撮影でお邪魔した、こんな木製のホールでこれを鳴らしたら、
最高にいい響きなんじゃないかと、ウキウキしてしまうのです。
神奈川県立音楽堂
1957年に建てられたこの神奈川県立音楽堂、すべて木製なんです!
現在は建築法などが改正され、これから建てる際には不可能なことなんですって。
このホールの舞台で、テルミンを弾かせていただきました。床に、天井に、ホールの壁全体に反響するので、10畳の部屋で演奏するときと同じくらいの音量で、ホール全体に音が届いてしまうんです!
ル・コルビュジエの一番弟子と言われた、前川國男さん設計の、この神奈川県立音楽堂のモダンな管内を紹介する動画を撮影したので、今この音楽堂について語らせたら、私の右に出るものはいないはず!笑
ホワイエの階段の手すりや、床の石材の製法まで、こだわりがつまっているわよ!!
その動画が近日公開されるので、次回ご報告したいと思います。
ダズビダーニャ~(ロシア語でさようなら)