こんにちは。
発酵文化研究所です。
10月には、インフルエンザの大流行予測などが報じられ、
色々とご心配されている方も多くいらっしゃるかと思います。
今回は、予防策のひとつとして、
おすすめの食材の大根と、
その調理方法についてご紹介させていただきます。
①旬を迎える「大根」について
私が幼い頃から、
スーパーで大根を見かけない日はありませんが、
大根の旬は秋から冬になります。
年中、問わず食べられる野菜も多くありますが、
やはり旬にいただくのは、
味だけでなく栄養価の面でもおすすめです。
大根は葉の部分と根の部分とに分かれ、
基本的に根の部分を食すイメージではないでしょうか。
栄養面からいうと、
葉の部分は緑黄色野菜で栄養豊富、
根の部分は淡色野菜で水分が主になりますが、
消化を助けてくれる働きや、
のどの痛みの緩和や咳を鎮めてくれる働きを持っています。
少し胃の調子がおかしいなと感じる時や、
脂っこいものを食べる時など、
大根おろしを先に食べたり、添えて一緒にいただくことで、
消化をサポートしてくれる効果も期待できます。
また、ビタミンCも多く含まれているので、
生のままサラダにし、
甘酒ドレッシングを使うと、さらに効果的です。
甘酒ドレッシングについては、こちらから ↓
飲む点滴?美容液?「麹甘酒」は夏にこそおすすめ
②免疫力を上げるおすすめの食べ方
栄養豊富な葉の部分は、切り落とされている場合が多く、
食べられないことも多いかと思います。
葉付きで購入できた場合は、
細かく切って、ちりめんじゃこと胡麻油、醤油などで炒めておくと、
ご飯のお供、おにぎりなどに使いやすく、
こまめに摂ることができておすすめです。
根の部分だけの場合は、
葉に代わる野菜とのコンビネーションで手軽に補うことができますので、
私の食卓に、頻繁に登場する鍋料理をご紹介させていただきます。
・免疫力を上げる酒粕だしちゃんこ
【材料】全てお好みの量
<具材>
豚肉(お好みの部位)
人参
ネギ
ほうれん草
キノコ類
豆腐(油揚げ、厚揚げなどでも)
※他、お手元の野菜お好みで
<鍋だし>
お好みの麺つゆ
酒粕
<つゆ薬味>
大根おろし
麺つゆ
※お好みで大根おろしのみでも可
【作り方】
1,お好みの麺つゆを希釈し200mlに対し10g程度の酒粕を溶かす。
※お好みで加減してください。
2,具材の野菜などを好みの大きさに切る。
3,大根おろしと麺つゆは好みの味に調えておく。
鍋だしに野菜をたっぷりと入れ煮込み、
豚肉を野菜の上に乗せ火を通す。
豚肉で野菜をたっぷりと巻き、
大根おろしの付けつゆをつけてお召し上がりください。
最後は雑炊がおすすめです♪
ポイント
・熱に弱いビタミンCが豊富な大根は煮込まずにすりおろして薬味に。
・βカロテンなど豊富な緑黄色野菜を取り入れる。
・豚肉の脂で栄養素の吸収率をあげる。
・酒粕のビタミンで栄養価を高め代謝を上げる。
・食物繊維と水分により腸内環境を整える効果が期待できる。
いつもいつも考えて食べるのは大変ですが、
たまに、それぞれの食材の良さを実感しながらいただくのも、
また違った「食」の楽しみ方になるのかなと考えています。
細く長く続けるために、
難しく考えず、お試しいただけたら幸いです(*^-^*)