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発酵文化研究所(運営:株式会社Career Lab) 一冊の本との出会いをきっかけに、日本の伝統食文化である「発酵食品」の素晴らしさに目覚める。低体温で体調を崩すことの多かった生活から一変、平熱37℃前後の超健康体に。 自身の経験から、日本人の身体に合う伝統的な「発酵食品」を日々の食事に取り入れるだけで「美容と健康」を維持できると伝え残したく「手軽で簡単に続けられる」をコンセプトに活動中。 発酵マイスター、上級食育アドバイザー、薬膳アドバイザー

飲む点滴?美容液?「麹甘酒」は夏にこそおすすめ

こんにちは。
発酵文化研究所です。

毎日、溶けてしまいそうな暑さです。
今年の夏は、広範囲で平年より高い傾向と発表されたとか。
それを聞くだけで、疲れてしまいそうですよね。

マスクの着用などもあり、
体力が消耗し、疲労を感じる方も多いかと思います。

そんな時の強い味方、
飲む点滴、美容液ともいわれる、
「甘酒」についてお話させていただきます。

①意外としらない甘酒のコト

甘酒は、初詣などに行くと、大鍋で振る舞われていたのをご存じでしょうか。
あのイメージから、寒い日に身体を温める飲み物というイメージもある甘酒ですが、
季語でいうと「夏」になります。

今と違い、クーラーなど無かった江戸時代。
夏の暑さで体調を崩さないようにと、
栄養豊富な甘酒を飲んで、乗り越えていたともいわれています。

現代では医療用点滴と、ほぼ同じ成分ということから「飲む点滴」や、
美肌効果なども期待できることから「飲む美容液」
などと言われることも多くなりました。

最近では、テレビ番組に取り上げられることも増え、
メジャーになってきた甘酒ですが、
大きく分けて2つの種類があります。

1,麹から作られた甘酒
<特徴>
・砂糖不使用
・アルコールは含まれない
・発酵によりできる

2,酒粕から作られた甘酒
<特徴>
・酒粕を溶かして作られる
・砂糖などを使い甘みを足す
・アルコールを含む(加熱で飛ばす)

どちらが良くて、どちらが悪いということはありません。

酒粕も大好きで、いろいろな料理に使う私ですが、
今回は、米麹を発酵させて作る甘酒をご紹介します。

② 麹甘酒に期待できる効果

麹から作られる甘酒には、
さまざまな酵素やビタミン、アミノ酸などが含まれています。
※酵素は失活している場合も。

その効果の一例を紹介しますと・・・

ブドウ糖・・・エネルギー源
酵素・・・消化をサポート
オリゴ糖や食物繊維・・・腸内環境の改善
ビタミンB群・・・消化サポート代謝UP
アミノ酸・・・細胞やホルモンなどを形成
などなど。

また最近は、
究極の抗酸化作用を持つといわれる、
エルゴチオネインによる老化防止効果も発表されたとか。

このように、
甘酒には想像できない程のビタミンやアミノ酸が含まれますが、
ビタミンCが存在しないのが欠点。

とはいえ、ビタミンCは身近ですよね。
フルーツやフルーツ果汁などと一緒に摂るだけで、
パーフェクトになると思うと手軽です。

特におすすめしたいのが、
一日のスタートとなる朝食です。

例えば、
シリアルの日は牛乳だけでなく甘酒も注ぎフルーツを添える。
パンの日には甘酒をフルーツジュースにプラスしてみる。
などなど、取り入れ方は無限です。

私のお気に入りは、トマトジュース。
トマトジュースの酸味が和らぎ、
とても飲みやすくなりますので、ぜひお試しください。

何度も、しつこくお話することなのですが、
発酵食品は薬ではありません。

コロナ禍の中、
納豆が店頭から無くなったりしたことがありましたが、
残念ながら、即効性は無いに等しいと感じています。

少しずつでもいいので続けること。
毎日でなくても続けること。
そこから、効果を得ることができると感じています。

現に、私も毎日は難しいこともあります。
ですが、また戻って続ければ良いと考えています。

そんなに難しく考えず、
手軽に美味しく続けていると、
私が、そうであったように、
「あれ?調子が良いかも!」
と、ふと気付ける日が、やってきますから。

③飲むだけじゃもったいない!甘酒活用法

麹から作られる甘酒は、
飲む「点滴」「美容液」などと言われる優れもの。

飲む以外にも、簡単に食事に取り入れられる、
甘酒活用方法をご紹介します。

甘酒は家庭で作られても良いですが、
そこは手を抜いて購入するのもおすすめです。
これ、続けるための秘訣(*^-^*)

私のおすすめは冷蔵で販売している物。
せっかくならば酵素も、しっかり摂りたいと思う私の欲からです(笑)
無ければ常温販売のものでOK。

私のお気に入りはドレッシングと野菜などの漬物。

甘酒を料理に使うというと驚かれる方も多いですが、
一度食べたら美味しさに感動されるはず。
お客様にお出ししても好評です。

【手軽な甘酒活用法】

1、甘酒ドレッシング(和風)
【材料】甘酒、醤油、酢。
お好みで一味唐辛子やゴマ、生姜などを少々。
※これにカットした野菜を漬けると簡単浅漬けに。

2,甘酒ドレッシング(サウザン)
【材料】甘酒、ケチャップ、マヨネーズ。
お好みで塩又は醤油で味を整える。
揚げ物にも合います。

こうして食事に取り入れることで、
酵素やビタミン群が消化をサポートしてくれる効果も期待できます。

甘酒の糖度は、それぞれです。
全て1:1くらいから合わせてみて、
お好みの味に調味料で調整してください。

難しく考えず、砂糖の代わりだと思ってお試しください(*^-^*)