北海道・東北へキャンピングカーの旅 #64

みなさま、残暑お見舞い申し上げます。

突然ですが、これまでの人生で最も長い旅行に行ってきました。

やはり、インプットは大事です。

5~6月くらいに、今しかできない!と急に思い立ち、行くことにしました。

キャンピングカーで北海道へ!

北海道は、実は高校の修学旅行で行ったのですが、名所をくまなく回ったため、バス移動ばかりしていた、という記憶しかありません。

今回の目的は3つ。

①キャンピングカーで生活しながら北海道の景色を楽しみながら、「移動のための移動」じゃない過ごし方をすること。

②地理や歴史の教科書でしか見たことが無い場所を実際に見に行くこと。

③観光だけでなく、自分が初めての体験をすること。

 

8/4の深夜に出発、まずはひたすら北上し、疲れたらSAで車中泊。

宿を気にしなくていいって気楽でなかなかいいものです。

初めてのサファリパーク

移動して移動して、初めて降りたのが「東北サファリパーク」。
行ってみたかったんです、サファリパーク。

世代的にも地域的にも「サファリパーク」というと和田アキ子さんの声のあのCMがすぐに浮かぶのですが、本当に「近すぎちゃってどうしよう」という感じでした。

車の窓をちょっと開けると、アルパカ、しまうま、ヤギ、などなど、おなかをすかせて皆さんが窓から顔をねじ込んできます。

そして、歴史の授業で習った中尊寺金色堂へ。

平泉に向かう車中で、奥州藤原氏や平家物語の復習などしながら行きました。

金色堂以外にもたくさんの建造物があって美しいこと!

今なら当時の歴史の授業ももっと興味を持って聞けそうだなあ、と勉強嫌いだった中高時代を回顧している人の顔がこちら。

 

ここからねぶた祭を目指して青森に向かいますが、いろいろ見学していたらお昼ごはんを食べないまま15時を回ってしまいました。

Googleマップで「わんこそば」を検索。盛岡のわんこそば屋さんへ!

給仕さんが「はい、じゃんじゃん!」「はい、どんどん」「がんばって!」等傍らで様子を見つつ合いの手を入れてくれます。

これでもか!とそばをストイックに食べるイメージでしたが、鳥そぼろ、なめこおろし、海苔、ごま、漬物、など味変用のサイドメニューが盛りだくさん!それらを美味しくいただいて記録のほうはいまひとつ。26杯でした。ごちそうさまです!

一瞬で岩手県を後にし、目指すは、

青森ねぶた祭!

3年ぶりに開催される青森ねぶた祭。

20年ほど前に一度見たことがあるのですが、また見たいとずっと思っていました。そんな中、昨年のクリスマスに、銀座松屋に日本で唯一の女性のねぶた師、北村麻子さんによるサンタとトナカイのねぶたが出現し、観に行ったのです。

躍動感あふれるサンタとトナカイ、ステキでした。そして、3年ぶりの開催に歓喜あふれる青森の路上でねぶた祭のために作られた、北村麻子さんの作品を見ることが出来ました!

人垣の隙間から必死に観覧したため、残念ながら写真は無し。

そして、翌日はねぶた資料館へ。昨年無観客になってしまったねぶた祭のために作られた山車も見てきました。展示された勇壮な山車たちは、その日までだった展示の後、産業廃棄物になってしまうんだそうです(泣)。ねぶた館でMCを担当していたお囃子の女性が教えてくれました。だから、せめて今日みんなで踊って、このねぶたたちに感謝をささげよう!ということで、お囃子隊と「ミスターはねと」の方のレクチャーにより「らせらーらせらー」の大合唱、居合わせた皆で踊りました。職人技が受け継がれる系譜なども存分に展示されていて、大満足の青森滞在でした。

次回に続きます。

 

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