【続】北海道・キャンピングカーの旅 #65

前回記事に引き続き、北海道旅行について書きたいと思いまます。

過去最長、15泊の旅にでてしまったわけですが、何とか車内で仕事もしています。

何せ、帰宅の翌日がテルミン大学の発表会です。

でもね、アウトプットするにはインプットが必要なんです。

この夏は、インプットインプット!

そんなわけで、ねぶた祭を見て翌朝、津軽海峡フェリーに乗りました。キャンピングカーごと。

以前乗った島根から隠岐の島へのフェリーの揺れ具合を想定して覚悟していたのですが、全くと言っていいほど揺れず、快適な海の旅でした。

函館に上陸

朝8時に乗って12時に到着。

ちょうどおなかがすいているところに、北海道のソウルフードと言われる「ラッキーピエロ」を発見!入るしかありません。

ハンバーガーショップかと思いきや、のり弁やカレーもあります。ソウルフードショップなんですね。

グッズもいろいろ売られていました。ランチタイムとあって、レジには行列ができる大繁盛ぶり。

ここまでの洗濯物をコインランドリーでくるくる回しながらのランチタイム。

イチ押しメニュー、チャイニーズチキンバーガーをいただきました。

おいしかったうえに、何とも言えないローカル感を味わうことができて大満足でした!

そして、夜はすすきのでラーメン。すすきののど真ん中のタイムズ(駐車場)で車中泊。

疲れたらそこが宿!狭いけれどもなかなか便利で落ち着きます。

そして翌日はイサムノグチがすべて設計した公園、モエレ沼公園へ。

 

日本一おしゃれな公園!

そう思いました。

尋常じゃないスケールの噴水。高さ20メートル!

ガラスの三角ドーム、プリミティブな噴水、モダンでそこはかとなく和風な感じですべてに統一感を持たせていて、ものすごいスケール感。
ところが、年表などの展示を見ると、設計し、完成を待たずに野口氏が亡くなったことがわかります。

そして、この提灯をモチーフにした照明器具を作ったのはイサムノグチだということを知りました。

今やこういった照明はあらゆるところにあって、誰かの作品だなんて知らずにスタンダードなものとして受け入れていました。

我が家にも、ニトリで買ったこんな照明があります。

世界一類似品が多いデザインでは?

最初に提灯メーカーを活性化させつつモダンな照明をデザインしたイサムノグチに敬意を表して、公園の隅々までそのデザインを拝見してきました。

 

そして、また数日後。

いつか乗ってみたいと思っていた気球に、ついに乗ります。

朝5時集合。

気流などの関係で、この時間でないと難しいんだそうです。

朝5時。。。北海道は広くて、移動が長いです。もう不安しかありません。

そんなわけで、集合場所だった駐車場に前日の夜に到着し、そこで車中泊です。笑

気球をみんなで膨らませて、いざ出発

レクチャーを受け、全員で気球を広げて膨らませ、それだけでもウキウキ。

間近で観る気球の大きいこと!いよいよプロパンガスを積み込んで乗り込みます。

乗ったかと思ったら、いつの間にか数cm浮いている!!あれよあれよと空高く上がっていき、最高の景色を見ることができました。

最高過ぎて、黄泉の国に来てしまったかと思ったほど!

20分ほどで地上に戻ってきます。

資格を持った操縦士さんがガスで点火して、高度を調節。コントロールできるのは高度のみで、あとは風の様子を見て、どの高度の風に乗るかだけなんだそうです。貴重な体験をありがとうございました!

そして、その後数日にわたっていろいろありました。

雨に降られて道が通行止めなんていうことも、いろいろあった中でも、特筆すべきは、日本で唯一ここでしかやっていない競馬を見たこと。

十勝の「ばんえい競馬」

馬がそりを引いて、時にはおもりを載せて、2つの障害(山)を超えるというもの。

競馬のイメージとは裏腹に、かなりゆっくり進むので最初はびっくりします。

応援しながら伴走しながら(しかも馬よより速く)見る人も少なくありません。笑

そして、後半のペース配分が騎手の腕の見せ所!2つ目の大きな障害の前に一旦止まったりするのです。

観客はそのとき一気にゴールまで走り、ゴール地点で馬たちの到着を待つ。

こう書くと、どれだけゆっくり進むレースか伝わるのではないでしょうか?

4レースほど見ましたが、1回だけ当てました!3.9倍!

100円が390円になりました!

その他、北海道に就職した友人に会いに行ったり、近所からたまたま同時期にキャンピングカーで北海道に行った友人と一緒にキャンプしたり、北海道でのんびり過ごし、またフェリーに乗ってゆっくり帰ってきました。

大充実、かつ想像以上に消耗し、ぐったり、おなか一杯の北海道キャンピング旅行、無事に帰宅しました。

長い長い夏休みをいただいた関係者のみなさま、本当にありがとうございました。

インプットした分、これからはアウトプットを頑張っていきたい思います!

 

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