夢のテルミンプロジェクト
今年知り合った、ステキな木工家具職人、「イクルデザイン」の須藤生(イクル)さん。
なんと、テルミンの外箱をオリジナルで作ってみたい、というご提案をいただき、夢のようなプロジェクトが進行中なんです。
ジャーン!
どうですか、この美しい木目。
現状のものも木製なんですが、黒く塗装されていて、遠目には何でできた筐体なのかわかりません。
こんな嬉しいことってあるでしょうか!
今まで黙っていましたが、
「王様の耳はロバの耳ー!!」みたいに、どこかに思い切り叫びたい気持ちでソワソワしていました。笑
先日はテルミン大学に試作を持って来て下さいました!
木目と曲線にうっとり。
曲線である必要は全くないんですが、オシャレってそういうことですよね!?
でも四角い箱である必要性も無い。筐体が三角柱のテルミンや、地球儀型のテルミンだってあるんです。
イクル氏の作る家具は、とっても美しいのです。
木のシャンデリア、は必見です。
先日逗子市のカフェで実物を拝見しましたが、もともとは、藤城清治美術館からの依頼でデザインされたものなんだそうです。
藤城清治美術館のチャペルには、木のシャンデリアが2列になって複数並んでいて、ステンドグラスがあって、それはそれはステキ。近いうちに行ってみるつもりです!
木工マイスターがやってきた
試作は複数の箱。いろいろな種類の木が使われています。
イクル氏によると、今回試作に使われた材木は、
・マホガニー
家具だけでなく、ギターなどの楽器でもよく使われる。
・ハワイアンコア
ウクレレの材料としても有名。神様の宿る木とも言われるらしい。
・ホワイトシカモア
ストラディバリウスなど高級楽器に使われる。
・ハードメープル
カエデの木
・チェリー
サクラの木
テルミンを弾く人以外に、こんなにいろいろテルミンのことを一緒に考えられる人がいてとっても嬉しい今日この頃。
どんなテルミンになるか、お楽しみに!!