なにか、不安めいたものに襲われたとき。

不安な気持ちで目が覚めた。

朝4時に、飛び起きるように目が覚めた。内容は全く覚えていないのだけど、少し嫌な夢も見た。見てはいけない人間のどす黒い政治的なやりとりが、たまたま寝ぼけながら見ていたツイッターから次々に入ってくる。便利なスマートフォンも、自分のコンディション次第では凶器になってしまう。不安に不安が重なり、背中に重たい何かがのしかかる感覚になる。ああ、なんて不快感の残る朝なんだろう。

でもこれでもう一度眠りについたら、また朝の7時に頭の中がTODOリストにまみれたパニックからのスタートになりそうな気がして、少し気を落ち着かせようと、アールグレイの紅茶を淹れて、気合を入れて、自分のその「不安めいた、なにか」に朝から向きあうことにした。今日を、今週を、平成最後のこの4月を、できるだけやり切ったと、思えるように。来週からのGWをもっと楽しめるように。

不安とは何か。不安な気持ちってなんだんだろう?
少し向き合ってみる。

「不安とは妄想から出来上がってる」という事実

不安の正体をしりたくて、少しグーグルで答えを探してみた。どうやら不安とは妄想から出来ているという、よくよく考えたらその通りという答えがそこに堂々と書かれていた。

仕事に追われたとき、子育てに疲れたとき、はじめてのことに挑戦したとき、恋人や家族との関係性に悩んでいるとき。ひとはだれでも「不安」という感情に直面する。実際には起こっていない未来の出来事を心配し、過去に起きた失敗でくよくよ悩むことはだれにでもあると思うのだが、それもすべて「妄想」だとブッダは言っている。

(1)貪欲(過剰な欲求。現状以上に求めてしまう心)

(2)怒り(不快感・不満)

(3)妄想(アタマの中で考えること。過去を思い出す・将来を想像することなど)

引用:心が強い人は「不安は妄想」だと知っている | 東洋経済オンライン 

そもそも自分の不安をこのような3つに分類して、冷静に、今不安に思っていることは「妄想が作り出したものだ」と理解することから始めるのがおすすめ、と書いてあった。
不安は「アタマの中の想像事」でしかすぎない。だから妄想に反応しない心を身に着けるとよい、と言っていた。

つまり、実態のないものに反応するのは無駄である ということのようだ。

妄想の正体がわかってからは、ひたすら、その妄想の正体に向き合って手を動かすことにした。手を動かして、とにかく行動する。そしてその時間をシンプルに1個の「事柄」に向き合って手を動かす。

「まずやってみる」そういった前向きな心が、自分の中に戻ってきた。

そうだやるしかないんだと。

 

強い心でありたい。そのためには

日々の挑戦は、「まずやってみる」ということから始まる。やってみて、そのうえで不安に襲われたらまだそれは「やっていない」だけのこと。

当たり前で、シンプルな答えにたどり着いて、また今日が始まる。

プロでありたい、良い仕事をしたい、そのために、迷ったり悩んだりする。その過程も楽しんでいければ。私の中で見つかったシンプルな答えを、丁寧に噛みしめながら、今日もやりがいにあふれた1日にしよう。

 

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荒井さやか(http://www.ccsw.jp/
1984年5月21日生まれ。北海道札幌市のフリーのウエディングプランナー。ふたりらしいオリジナルウエディングをプロデュースするCoco style WEDDINGを運営している。結婚という人生の節目に行われる大切な通過儀礼「婚礼」をきっかけに、改めてふたりらしさを引き出しながら今後の人生に役立つ糧を提供することが 私のミッション。

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