溶けるように時が流れる師走、年末、12月です。
気づけばもう月末なんですよね。本当に早い。
今月は、『忘年会』を大義名分とした飲み会が、各地でたくさん開催されているかと思います。
みなさん、たのしく飲んでいますか?
ぼくは、例年より『飲み会』への参加は少なめにしています。
黙ってると動いてしまうので、心身の調子を整えて養生し、無理しないためです。
でもでも、やっぱり、季節感は大事にしたいよね(!?)ということで、日本酒仲間と『すき焼きと熱燗』忘年会をしてきました!
場所は、逗子!
『逗子』で、すきやきと熱燗を楽しむ会
クラウドファンディングのリターンがあり、逗子の珈琲店『アンドサタデー』さんにて、今年2度目のイベント利用。
前回は友人と『喫茶BAR』をやらせていただき、食事とお酒、珈琲やクラフトコーラを提供させていただいたのでした。前回記事も、よければどうぞ!
今回は年末の多忙な時期ということもあり、お店としての営業ではなく、完全クローズドでの仲間内利用をさせていただきました。
逗子の珈琲屋さんで、すき焼きや鍋物をし、熱燗をつけながら、部屋飲みみたいな空気で過ごしてきました。(ちなみに大きめの土鍋は、自宅から持参のもの笑)
ただでさえ、この忙しない季節。
「逗子で、部屋飲みみたいなことしたい!」という一言で決まり。
難しいことは置いておいて、集まったメンバーで今年一年を振り返りながら、“なんでもない時間”をゆるりと過ごしたいなぁと思ったのでした。
個人的にも、今年はいろいろと考えながら動いた一年でしたから、こういう凪のようなゆったりとした時間がとてもいとおしく思えました。
あたたかく、安心できる人たちの存在
今回は、妻が出かけていた週末。
娘と父の二人時間でもあったので、「それならばいっそ!」と娘を連れていきました。
たまたま仲間の中にも小さなお子さん連れで、家族で遊びに来てくださったこともあって、娘も一緒におおはしゃぎ。(なんで、そこでそれを持っているかはすごく謎 笑)
普段であれば次第に飽きてしまうような場でも、そこに溢れる“やさしさ”のおかげで、子供たちなりに遠慮しないで、楽しむことができる。
自分のお店ではないのだけど、普段の生活から少し距離のある場所で、こういう空気、「とてもいいなぁ」と思ったりしました。
お昼過ぎからゆるゆる始まって、それぞれがそれぞれのタイミングで、鍋の調子を見たり、熱燗を作ったり、カウンターに入ったり、洗い物したり、飲んだりしゃべったり。。
キャンプとか、バーベキューとかもそうかもしれないけど、『自分たちで作る』場と時間では、普段見れないその人の表情が見れる。いつもやさしい人は、本当にやさしさがにじみ出ているもの。
今回、子供たちも含めて10名ほどの会。
夕方になると、友人が歩いて5分ほどの海辺に連れ出してくれたりしました。
大人にとってはすぐの距離でも、子供も一緒だと大変なのだよね笑
自分の地元以外にも、節目節目にこうやって集まったり、ホッとできる場所がいくつかあると、思いのほか人生って豊かだよなぁと思う。
なんかそんなようなことを、カウンターの隅で珈琲淹れつつ思ったりするのでした。
そんな師走のひとときのこと。
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小川 大介|aizulover
1985年生まれ。福島県会津若松出身。会津ラヴァー。
主なテーマは、日本酒、工芸、本、コーヒーなど、
身の回りの愛に溢れたものを。
好きなお酒は会津娘。
会津で、珈琲を営みたい。(2020年)
そして、『地元』が好きな人と繋がりたい。
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