柳父 豊(ヤナブ ユタカ)

1989年大阪府生まれ。立命館大学の建築学科卒業後、内装系の上場企業で働く。転職で、お洒落賃貸不動産「R-STORE」や“泊まれる本屋”「BOOK AND BED Tokyo」などを手がける株式会社アールストアに入社。さらにその傍ら複業で”紳士の社交場”をコンセプトとした移動式ミュージックバー「ZIP CODE Tokyo」を共同代表として立ち上げる。 2018年より「WASH&FOLD」を運営する株式会社アピッシュに入社し、現在は社長室室長として勤務する。 これで良いではなく、これが良いという審美眼を日々磨いている。座右の銘は『情熱と欲望と美学』で、ファッション・インテリア・音楽をこよなく愛する。現代の紳士“モダンジェントルマン”になるべく紳士道を追求中。 ▶︎Instagram @yutaka_eye(https://www.instagram.com/yutaka_eye/

人は見た目で(結構)決まる!


「見た目で人を判断しないで!」
「見た目で人を判断する人が嫌い!」

そんな会話一度は聞いたことがありませんか?
もしかすると話したことがある方もいるかも知れません。

しかし人は見た目で(結構)決められてしまうのです!
「メラビアンの法則」を貴方はしっていますか?

「メラビアンの法則」とは?またその真実

メラビアンの法則とは「話し相手の言葉と態度が一致しない時に、言語情報・視覚情報・聴覚情報のどれを重要視するのか」というものです。
まず実験の結果としては下記の通りです。

・視覚情報 55% →外見、表情、視線、姿勢、動作、服装、身だしなみ
・聴覚情報 38% →声の調子、強弱、声質
・言語情報   7% →言葉の意味や内容

圧倒的に視覚情報が優位になるのです。
このことから、視覚情報である服装や話し方や立ちふるまいが一番大事、ひいては見た目が一番重要と言われることがあります。特にマナー講師などはよく引用しています。

しかし、これは誤解です。
ウィキペディアによるとこう書いてあります。

この内容が次第に一人歩きをし、この法則から「見た目が一番重要」あるいは「話の内容よりも喋り方のテクニックが重要」という結論が導き出されると言う解釈が有名になっている。就職活動の面接対策セミナー、営業セミナー、自己啓発書、話し方教室などでこの解釈がよく用いられる。ただしこの実験は「好意・反感などの態度や感情のコミュニケーション」において「メッセージの送り手がどちらとも取れるメッセージを送った」場合、「メッセージの受け手が声の調子や身体言語といったものを重視する」という事を言っているに過ぎない。よって単に事実のみを伝えたり要望をしたりするコミュニケーションの場合には触れておらず、コミュニケーション全般においてこの法則が適用されると言うような解釈はメラビアン本人が提唱したものとは異なるものである。
ウィキペディア「メラビアンの法則」 より)

見た目がかなり重要なのは事実!

メラビアンの法則が誤解されて広まっているとしても、見た目の、つまり視覚情報が多大な影響を与えることは事実です。
それは皆さんも実感としてあると思います。
容姿、服装、振る舞いなどの視覚情報による印象はかなり大きいものです。

僕自身も初対面の方はまず見た目からどんな人か推測します。
どんな人となりか決めつけはしないですが、推測はします。
勿論、第一印象も持ちます。
これは誰でもそうだと思います。

僕は毎朝ファッションに関してはTPOS(タイム、プレイス、オケージョン、スタイル)を意識して選んでいます。
いつ、どこで、どんな場面で、自分のスタイルを出して装うかということです。
これはファッションが好きだからというだけでなく、人は見た目で判断されるということを知っていますし、利用しているからです。
それはビジネス思考でもあります。

「どう見られたいか」セルフブランディングが重要!

誠実に見られたいのか?
威厳的に見られたいのか?
クリエイティブに見られたいのか?
・・・etc

「お洒落に興味がないから服装に気をつけない」はあまりに端的すぎます。
「装おうこと」はセルフブランディングであり、誰か他人と会うことがある人は全員関係することなのです。

装おうことのブランディングを失敗すると、取り返すのに非常に時間と労力を費やすこともあります。
人は見た目である程度判断されることは科学的に実証されていることです。
装いがネガティブポイントになるのではなく、ポジティブポイントになれば大きな違いが生まれます。

そして、装うことはファッションを楽しむことだけではなく、ビジネスで成功するためにも必要なんだと思うと装い自体が変わっていくと思います。

僕がそうだったように。
紳士的な服装に変わったのも(元々奇抜なモードや、それ以前はかなりのストリートファッションでした。今でもそれらのジャンル自体は大好きですし否定派ではありません!)セルフブランディングとしての意識もかなりあるのです。
勿論、そもそもジェームズ・ボンドに憧れたからという理由のほうが大きいですが(笑)

【今回のまとめ】

人は見た目で(結構)決まる。

だから、ファッションをただ楽しむだけでなく、セルフ・ブランディングとして相手にどういう印象を持ってもらいたいかを考えて楽しむことが大切。

ファッションを楽しみ、自分を表現することは素晴らしいこと。それと、ビジネス思考で他人からどう見られたいかを考えることは非常に密接です。

結局は自分を公私ともにどう表現するかとうことです。

No Fashion No Life!!!