富岡八幡宮の釣りお守り
釣り好きと言っているわりに全然行けていないスズキリです。
今年はたくさん釣りに行けるように、門前仲町近くの富岡八幡宮で釣りお守りを手に入れました。
各種SNSに魚の写真を載せていると、友人から釣りを始めてみたいと相談されることがちょくちょくあります。
まずは軽くやってみたい、あわよくば美味しく食べてみたい!というのであればレジャー感覚で夏にキャンプ場でその場で焼いて食べたり、というコースで案内するのですがちゃんと道具を揃えてやってみたい人には物足りないかもしれません。
都内で割と気軽に狙える魚というとやっぱりシーバスですが、最初のうちはキャスティング(投げる動作のこと)に手こずることが多く実際に魚を釣るまで苦労すると思います。
が、この魚、冬場は比較的簡単に釣れるんです。
どうするかと言うと
船をチャーターします。
チャーターというと富豪か?というイメージがありますが、実際そんなことはなく4時間で1人1万円くらいで行けちゃいます。それでも4時間1万って高いでしょ!と言われがちですが、熟練のガイドさんがその時々で一番いい場所に案内してくれるんですから安いくらいだと思います。
※乗り合いの餌釣り船の船長さんは「え?なんか怒ってる?」(そういう口調と正確なだけで別に怒ってる訳ではない)という態度でちょっと怖かったりしますが、ボートシーバス船の船長は温和で優しい人が多い気がします。
もちろん船に乗ったから簡単に釣れるという訳ではありません。
この写真に写っているのはよく一緒に釣りに行く友達ですが、奥の方に縦長のトンネルのような穴が空いているのが見えるでしょうか?夏の間はこの幅50cm程度のトンネルの奥の方にルアーを投げ込まないと釣れないという状況だったりします。慣れてくるとそれが面白いのですが、かなり難易度は高いので最初のうちはオススメできません。
他のシーズンも基本的には早朝や夜の暗い時間に釣ることが多く、真っ暗な中で慣れない道具を扱うのは難しいと思います。
ところが、冬は日中にルアーを真下に沈めて巻くだけで入れ食いになることもあります。かなり寒いのでそこで心が折れる可能性もありますが、そこさえ耐えれば釣りを始めたばかりでも数時間で30〜40匹釣れちゃう可能性もあります。(もちろんただ巻くだけと言っても超〜〜奥が深いです)
ジギングに使うルアー。鉛や鉄でできているのでかなり重いです。文鎮に使えます。いろいろやり方はありますが、コレを自分の真下に沈めてゆっくり巻いてくるだけでも釣れます。
魚を掛けてから釣り上げるまで一連の動作の練習にもなるし何より単純にたくさん釣れたら楽しいですよね。冬場のシーバスはあまり美味しくないですが、時々いいサイズのアジやカサゴなどが釣れることもありいいお土産になったり。
キビレという魚。シーバス以外が釣れるのも面白いです。
数年前に釣ったデカい奴。コレは違うルアーでしたが、ジギングでもこのサイズが釣れるので気を抜けません。
ボートでの釣りは風景も楽しみの一つ。遠くにディズニーが見えます
こちらも遠〜くにスカイツリー。
今回紹介した釣り方は日中がメインですが、夜に出船すると工場夜景マニアにはたまらない景色をみれたりもします。
こちらは夏の朝焼け。移動中は夏でも寒いので要注意です。
ちなみに、春(2月末〜)になるとバチ抜けという現象が起き、これまたシーバスを釣りやすい環境になります。
冬は初心者でも挑戦しやすいジギングで魚が釣れる→春になったらバチ抜けで魚が釣りやすくなる
という流れがあるので、シーバス釣りを始めてみたい人は今がチャンス!かもしれません。