植物の力 〜月桃の実・オオバコのオイル〜

こんにちは、皆さんいかがおすごしですか?

在宅ワークでいつもよりもお家で過ごす時間が長い、という方は多いと思います。今までと違った生活になったことに、ちょっと疲れたなぁなんて方もいらっしゃるかもしれません。

Gomaも事務所へは行かず、各々自宅でできることをやる日々。すごく疲れてはいないけど、たまに癒しを求めてかわいい動物動画やお笑い動画などを見てしまう頻度が上がっているような気がします(もとより好きですけどね…..)。

月桃の実

先日、沖縄に住む友人に頼んで送ってもらった素敵なものが届きました。
包みの中身は月桃の実と、オオバコのオイル。頼んでいたのは乾燥した月桃の実だったのですが、友人のはからいでなんと生の月桃のお花(とても可愛らしい!)まで入っておりました。

月桃はショウガ科の植物。主に暖かい土地に生息していて、その実も葉も効用があるので有用植物として畑で育ててるところもあるのだとか。昔沖縄に行った時に友人に教えてもらい、以来沖縄の市場を訪れると必ず買っていたものです。

送ってくれた友人は草や植物の力をたくさんの人に伝えている草作家でもあり、セラピストでもあるかわしまようこさん。沖縄や富士山麓など、様々な場所でリトリートなども行う彼女の活動は、いつもとても素敵だなあと思っていたのですが、

その彼女によると、月桃の実を煮出した時に出る蒸気が空気を浄化してくれるという。すぐに連絡を取って送ってもらうようにお願いしました。

浄化、という言葉に強く惹かれたのはこの状況のせいもあるかもしれません。でも、何だか強く沖縄の植物の力を借りたいなぁと思ったのです。

琉球ふぃらふぁオイル。「ふぃらふぁ」は沖縄ではオオバコのことを「フィラファグサ」と呼んでいるそうで、そこからだとか。ラベンダーとユーカリのオイルもミックスされていい香りでした。

オオバコと長命草のオイル

月桃と一緒に彼女が作っているオオバコと長命草のオイルも送ってもらいました。オオバコは道端でよく見かける草。でも実は漢方などにも多く活用され、薬草としての歴史は古代ローマやギリシャ時代からなんだとか。血液から毒素を出したり、アレルギー反応の症状を抑える効果もあるとか。

一方長命草は沖縄に自生する草で、強い抗酸化作用があり活性酸素を消す効果があるため、古くより万病に効くとされて重宝されてきた薬なのだそう(全てようこさんの説明書より抜粋)。

2つの植物のエキスを入れたオイルは虫刺されから、皮膚炎、頭痛にまで効くそうで、小さなボトルはいつでもお守りのように持ち歩きたいサイズなのも嬉しい。

ちなみに月桃もオオバコのオイルもようこさんに問い合わせて頂ければ購入できるそうですので、興味のある方はぜひ(HPの問い合わせから連絡してみてくださいね)。

元々自然療法や植物療法は興味があったけれど、このような状況になるとより一層免疫力アップに日々気持ちが….笑 そんな訳で手持ちの本を改めて読み返したりしています。

日本の家庭における自然療法の第一人者東城百合子先生の「家庭でできる自然療法」。病気別にお手当の仕方が詳しく載っていて、欠かせない一冊。

 

欧米では専門的な学問もある植物療法=フィトテラピーを日本で広めた森田敦子さん著の「自然ぐすり」とドイツ在住の自然療法家森ウェンツェル明華さん著の「家庭でできるドイツ自然療法」。

 

櫻井大典さん著、季節に応じた漢方のお手当を365日に渡ってわかりやすく説明してくれる「まいにち漢方」と、そのシリーズの食材帖「まいにち漢方食材帖」。

 

こういった本を読んでいると、不思議と自分の身体と対話しているような気持ちにもなるからホッとします。忙しい時はあまり自分の体のことを考えたり、構ってあげれてないから、少しでも気にかけてあげられる今は何かのチャンスなのかもしれません。

この状況下、なんでもマイナスに考えてみるよりも、そんな風に思えることが何よりも免疫力アップさせる!そう信じて。

月桃の実と葉を入れて、くつくつ。蒸気が上がり、水が赤色に染まっていくのをじーっと見つめる時間が心地よかったです。

 

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