友人の部屋のインテリアコーディネートしてみた②

お疲れ様です。村野です。

今回は3部作でお送りしているブログ、

「友人の部屋のインテリアコーディネートしてみた」

その第2弾をお送りいたします。

前回の記事では、依頼の経緯や、依頼の内容、対応の流れについて簡単に書き綴りました。

しかし、「オンラインでの打ち合わせとメッセンジャーでの打ち合わせだけで、本当にアマン東京っぽいインテリア作れるの?」

そう思われることでしょう!

最近では「オンラインで完結」というインテリアサービスも増えてきましたが、何を隠そう僕らが作った会社HelloInteriorは「LINE」でのやりとりだけでコーディネートをするというインテリアコーディネートサービス。「オンラインで完結」はもう当たり前田のクラッカー状態なわけで…。そもそも「オンラインで完結」のインテリアコーディネートサービスの元祖的なものが僕らのサービスでありまして。

今回は、具体的にどんな風に提案を進めていったかをお見せしていきます!

1.ヒアリング

まずはオンラインでイメージのヒアリングをします。インテリアイメージはあらかじめ写真をもらっていたので、それを元に打ち合わせ。ここで大事なのが

「その写真を選んだ際、その写真のどこに惹かれたのか」をお互いの共通認識として、いかに言語化できるかです。

これはどういうことか?

僕の考え方になるのですが、インテリアコーディネートの大事なポイントは「イメージの再現性」。インテリアデザインの場合は、「イメージの表現性」かな?

この「イメージの再現性」をしっかりと齟齬なく作り上げるためには、クライアント様と作り手側のイメージの共有が必須。それをしっかりと言語化し共通認識として持つ。

写真だけだとどうしても双方の感じ方が違ったりするため、やはり「言語化」することがめちゃくちゃ大事!

僕はヒアリングの際にここをめちゃくちゃ重視して齟齬のない言語化をしていきます!

そしてもう一つ大事なのが、「生活におけるインテリアのヒアリングと提案」です。

「素敵なインテリアにしたい!」

そう思っているからこそプロに依頼をしてくださるわけで。

ただ、見た目的に「素敵なインテリア」になったとしても、実際の生活に支障をきたしてしまうのでは本末転倒だと僕は思っています(少しの我慢はあっても良いかと思いますが)。

そのため、ヒアリングの際は、普段の生活の話から、今後どのような生活をしていきたいかなど、綿密にヒアリングをします。もちろん、全てが叶うわけではありません。あくまで変化変容があることが大前提です。その中で最適なインテリアを考えて作っていくというのがすごく大事だと僕は考えています。

2.平面図提案

インテリアのコーディネート方法はさまざまあると思いますが、僕は必ず「平面図での提案」を最初に行います。これは前述した「生活におけるインテリアのヒアリングと提案」という部分に直結するからです。

空間のコーディネートになりますから、もちろん平面だけでの話で終わるわけではありません。

ただ、全ての基本は「平面図」から作られるといっても過言ではありません。だからこそ僕はすごくそこに拘って作っていきます。

今回のラフ平面図。シンプルに書くことで混乱を避けるように心がけています。

 

3. 3Dパース作成&提案

提案については色々なやり方があるとおもいますが、僕は基本的に3Dパースを作るようにしています。よくあるイメージコラージュの提案書も良いのですが、3Dパースの方がイメージの齟齬が生まれにくく、伝わりやすい!

とは言え、めちゃくちゃ作り込む必要はありません。あくまでちゃんとイメージの再現性ができてることが大事!(もちろん、クオリティ高く綺麗に作れるのであればそれが良いですが)

パースもこれくらいのクオリティでイメージ齟齬がなければ十分かと思っています。

どうでしょう?アマン東京な感じが出てるかな?

今回はここまで!

次回は実際の納品写真をご紹介します!

さてさて、どれだけ再現性のあるお部屋に仕上がったでしょう…!

 

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